兄妹で同じクラブ所属に…リース・ジェームズの妹ローレンがチェルシーに復帰

FA女子スーパーリーグ（イングランド1部／WSL）のチェルシーは23日、マンチェスター・Uからイングランド女子代表FWローレン・ジェームズを獲得したことを発表した。

　L・ジェームズはイングランド男子代表DFリース・ジェームズの妹で、兄妹そろってチェルシー所属となった。なお、イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、移籍金は20万ポンド（約3000万円）で、WSL間の移籍では史上最高額だという。

　4年契約でチェルシー復帰を果たしたL・ジェームズは、クラブ公式サイトを通じ、「6歳のときにキャリアを始めた偉大な古巣クラブに戻れて嬉しい。スタートが楽しみだし、新シーズンにファンと会えるのが待ち遠しいです」とコメントした。

　現在19歳のL・ジェームズは2歳年上の兄と同様にチェルシーの下部組織で育ち、その後移籍したアーセナルで2017年10月に当時16歳でデビューを飾った。2018年夏には、新設されたマンチェスター・Uの女子チームに移籍し、初めてプロ契約を締結。初年度はイングランド女子2部リーグで18試合に出場して14ゴールを決めて、1部昇格に貢献した。2019−20シーズンはWSLでマンチェスター・U史上初ゴールを決めるなど、12試合出場6ゴールでチーム得点王に輝いた。