『言の葉の庭』(C)Makoto Shinkai / CoMix Wave Films新海誠監督のアニメ映画を原作とする舞台『言の葉の庭〜The Garden of Words〜』が、2023年11月に東京で上演されることが決定した。イギリスと日本で異なる2つのカンパニーが携わる英日連携企画として制作され、東京公演では岡宮来夢と谷村美月が主演する。
『言の葉の庭』は、社会現象を巻き起こした『君の名は。』に続き、『天気の子』『すずめの戸締まり』と次々に記録的な大ヒット作を生み出し続ける新海誠の原作・脚本・監督で、2013年に公開されたアニメ映画だ。万葉集の一編から始まる“孤悲(こい)”の物語で、梅雨の季節に日本庭園で出会った靴職人を目指す少年と謎めいた年上の女性との淡い恋や心の揺らぎを、さまざまな表情を見せる雨に重ねて描いた。
「シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭」にて長編アニメーション部門のグランプリを受賞するなど、観る者それぞれの心に染み入る表現で国内外の若者に絶大な影響を与えた同作。公開から10周年となる今年、舞台『言の葉の庭〜The Garden of Words〜』として初めて舞台化されることになった。
舞台『言の葉の庭〜The Garden of Words〜』は、イギリスと日本で異なる2つのカンパニーがそれぞれ携わる英日連携企画として制作される。演出はロンドン公演・東京公演とも、イギリスの新進気鋭の演出家であり、日本のアニメーション作品を原作とした舞台化の実績と日本文化への深い造詣を持つアレクサンドラ・ラターが手掛ける。