


「ミオだって、毎日育児頑張っている!?」そりゃそうだと思います。その言葉には異論ありません。でも毎日育児を頑張っているのは私も同じなのです……。小さな子どもを連れての結婚式が大変なのは、私にだって想像できます。それにたまのお出かけのときくらい、子どもを置いて、存分に楽しみたい気持ちもあるでしょう。でも私に預けようとする前に、夫の両親やミオちゃんの旦那さんのご両親に助けを求める手もあると思うのです。なんで私なの……?



都合が悪くなると、いつも仕事仕事って……。それだけミオちゃんが結婚式に出ることが大切なら、夫が仕事を休めばいいのに。ミオちゃんの旦那さんだって、仕事を休む選択をしてもいいはずです。なのに自分たちには何の負担もないようにしておいて、私にだけミオちゃんの子どものお世話をしろというのは、どう考えてもおかしいと思うのです。さらに私には納得のいかない理由がもうひとつあります。それは……。

納得のいかないもうひとつの理由……それは直接連絡がこなかったこと!

そう、結婚式は少なくとも数ヶ月前には招待状が届き、出欠を確認されているはずです。小さな子どもがいる場合、もし子どもを置いて結婚式に出席しようと考えるなら、子どもの預け先も含めてしっかりと準備をするべきでしょう。その準備を怠った尻拭いを、私が引き受けるのは納得がいかないのです。そう考えてしまう私は、心が狭いでしょうか?
【後編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よし田 編集・Natsu