写真 3日、2023明治安田生命J1リーグの最終節が行われ、日本代表の森保一監督は鹿島アントラーズ対横浜FCの一戦を視察。試合後にメディアからの質問に答えた。
11月に行われた「FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選」で日本代表デビューを飾った鹿島MF佐野海舟は、この試合でも先発出場。85分に途中交代するまで中盤で抜群の存在感を発揮し、2―1での勝利に貢献した。
そんな佐野について、森保監督は「鹿島の戦術の中で、個の良さが活かされていた。監督が彼の良さを活かして、彼も自分の良さを発揮していたと思う。チームの中で生き生きとしていた」と、パフォーマンスを高く評価した。
また、『パリ・オリンピック(パリ五輪)』世代のU−22日本代表に選出されている鹿島MF松村優太に関しては、「得点も決めているし、クロスで決定的な場面もつくっていた。それも彼の良さを活かして、チームとして彼に経験を積ませながら、さらに伸ばしていこうという、チームの戦力になっているなと感じた」とコメントした。
そして、今年1年間のJリーグ全体のパフォーマンスの変化を問われた森保監督は、「私が評価できるところではないけれど…」と前置きしつつも、「Jリーグや日本のサッカーは間違いなく発展していると思うし、今年のJリーグも間違いなくレベルアップにつながったシーズンだったと思う」と総括した。
森保監督が率いる日本代表は来年1月1日(月・祝)に「TOYO TIRES CUP 2024」でタイ代表と対戦。その後、1月14日にAFCアジアカップカタール2023のベトナム代表戦に臨む。