“動"と“静"の対照的な采配は岡田監督に軍配!谷繁元信氏「勝負どころでの攻撃が勝敗を分けたんじゃないかな」

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2024年05月11日 06:43  ベースボールキング

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DeNAの三浦大輔監督 (C) Kyodo News
◆ 指揮官のタクトがゲームの行方を左右

 DeNAが阪神に競り負けた。初回に先制されたDeNAだったが、その裏にすぐ追い付き、6回にも2点を勝ち越されながらもその裏に再び追いつく白熱の攻防を展開。しかし9回に森原康平がシェルドン・ノイジーに勝ち越しの一打を浴び万事休す。3-4でカード初戦を落とした。

 10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』ではDeNA・三浦監督の攻撃面での采配に注目した。

 まず6回3-3の同点に追いつき、なお無死1-2塁の場面に、MCを務めた谷繁元信が「東(克樹)が自分が行くの?行かないの?みたいな顔してたじゃないですか。で、結局送れずに、この回はその後代打に蝦名(達夫)が行ってチャンスを潰す」と渋い顔。

 さらに8回、先頭の筒香嘉智がヒットで出塁したが代走を送らず、後続も続かなかった場面に、解説者の齊藤明雄氏は「ここはね、ベンチにも選手がいるので、ここで点を取ってしまえば守備要員で代わるんですから、ここは動いてもよかったのかなっていう感じはありますよね。足の速い選手もいましたから、ピッチャーにプレッシャー与えなきゃいけないところで与えてない。代走が出れば走られる、バッターでバント専門の人がくれば、バントがあるっていうのがあるんだけど、それを全く考えなかったんじゃないかなと思いますね」と苦言を呈した。

 対照的に「岡田監督はピッチャーによって、このバッターの方がいいとか、その対戦する相手に対してこの手を打つというのを選手も理解してる」ともう一人の解説者の鳥谷敬氏が分析し、谷繁氏も「勝負どころでの攻撃がこう勝敗を分けたんじゃないかなと思う」と指揮官のタクトがゲームの行方を左右したと解説した。

 監督の采配は結果次第だが、解説陣は三浦監督が動いていれば結果は違ったのではと推測していた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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