10歳の女の子が粘土を使って制作したという“24秒のコマ撮りアニメ”がX(Twitter)で公開され、大きな話題に。その完成度の高さや心がじんわりするストーリーに注目が集まり、記事執筆時点で約20万件のいいねを獲得しています。
●24秒のアニメが織りなすストーリー
この動画を投稿したのは、Xユーザーの「までたけ」さん。小学5年生の娘さんが図工の授業でコマ撮りアニメの制作方法を習い、自宅で黙々と作品作りに没頭していたそうです。
ついに完成した24秒のアニメーションは、粘土ケースから飛び出した小さな塊が人の形になるところからスタート。粘土から生まれた小さな人は、竹串で自らの顔を作り、体のでこぼこを滑らかにしていきます。
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自分の体が出来上がったら、残りの粘土の塊に向かって手を振ります。……が、反応がありません。なぜ反応がないのか腕を組んで悩んでいたところ、ふとひらめいた様子で画面外に放り投げた竹串を取りにいきます。
小さな人が残りの粘土をケースから出すと、粘土の塊はたちまち大きな人に。そして小さな人が踏み台に上り竹串で顔を描き入れると、まるで魂が宿ったかのように動き出します。最後は2人が手をつなぎ、笑顔で画面外へ歩いていくシーンで終幕となりました。
ストーリーもアニメーションも完成度の高いこの作品に、までたけさんは「すごくて感動してしまった」とのこと。娘さんは、コマ撮りアニメ制作アプリケーション「KOMA KOMA×日文」をiPadに入れてこの動画を制作したそうです。
また、娘さんは普段から工作やお絵かきが好きで、弟さんやお母さんともよく遊んでいるとのこと。今回制作したコマ撮りアニメの動画が大きな反響を呼んだことについて、までたけさんは「こんなにもたくさんの方に見て頂けるとは思ってもみなかったので驚いたのですが、温かい言葉をたくさん頂けて本当にありがたい気持ちです」と感謝の気持ちを伝えています。
ネットでは、「えっ。すごくない!?」「素敵すぎて最後涙出てきた」「技術だけじゃなくて、表情の変化とかジェスチャー、小道具の自然な登場退場のタイミングが素晴らしい」「これだけの作業を根気強く続けて作品を完成させるところに才能を感じます」と驚きと感動の声が多数寄せられました。
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動画提供:までたけさん
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