武田鉄矢、小山内美江子さんをラジオで追悼 『金八先生』抜てきの裏に向田邦子さん

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2024年05月13日 09:11  ORICON NEWS

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13日放送『くにまる食堂』スタジオの様子
 俳優の武田鉄矢(75)が、13日放送の文化放送『くにまる食堂』(月〜木 前9:00)に出演。TBS系『3年B組金八先生』などで知られる、脚本家の小山内美江子さんが2日、老衰のため94歳で亡くなったことを受けて追悼した。

【写真】『3年B組金八先生』第1シリーズ時の武田鉄矢

 武田は急きょ出演し、小山内さんの訃報に触れ「その時が来たかと。このあと、永遠にっていうことは、人間の命ではありませんので、どこかで覚悟していて…」とコメント。「加藤優(役の直江喜一)と一緒にゴルフをやる時に『小山内先生亡くなったら、お前頼むな』と。オレが死んだら頼むぞということは、話をしていて。そういうことを話すことになりましたね」と明かした。

 『金八先生』を引き受ける前の秘話として「ドラマのTBSと言われた、あの時の賑わいみたいなことを話してみたい。金八が始まる1年前に、TBSのスタッフだけが集まった感謝祭みたいなので、私はとある人に紹介されて、3人の女性脚本家の前に立たされたんですよ。向田邦子さん、橋田壽賀子さん、小山内美江子さん」となつかしんだ。

 続けて「私は『幸福の黄色いハンカチ』が終わると、TBSのドラマに出ていたもので、向田さんから呼ばれて、お2人にお会いした。3人に共通していたのは、山田洋次という厳しい監督の目をくぐり抜けたというのがあった。そうしたら、向田さんが『この人、すごく面白い人なの。昔、なんか学校の先生になりたかったみたいで、芝居やると、むやみに手足が動くの』とおっしゃったんです。そうしたら、小山内さんが『じゃあ、学校の先生をやればいいじゃない』と…」と、『金八先生』につながるエピソードを打ち明けた。

 番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
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