蛯原友里、2児の母として『ドナーミルク』認知拡大に願い「育児環境がより優しいものに」

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2024年05月13日 15:09  ORICON NEWS

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「日本橋 母乳バンク」リニューアル式典に参加した蛯原友里 (C)ORICON NewS inc.
 モデルの蛯原友里が13日、東京・日本橋で行われた「日本橋 母乳バンク」リニューアル式典に参加した。

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 「母乳バンク」は、早産や極低出生体重児にとって必要な母乳が自らの母から得られない場合に、寄付された母乳を低温殺菌処理し、安全なドナーミルクとして提供する施設。ドナーミルクを使用した乳幼児の人数は、2023年度に初めて1000人を超え、利用病院数も95施設に増加している。

 こうした需要拡大を受け、ドナーミルクの提供量と運営のさらなる安定化・効率化を目指し、施設面積を約2倍に拡大した。また、リニューアル後の施設には、昨年秋からのクラウドファンディングで支援を募って購入した最新式の低温殺菌処理器を導入し、1日あたりの稼働力がリニューアル前から約3倍に向上する。

 蛯原はRIPSLYMEのILMARIと2010年に結婚、15年に第1子となる長男、21年に第2子となる長女が誕生している。「母乳バンク」の取り組みについては、日本母乳バンク協会の代表理事・水野克己氏が長男の主治医だったことからプロジェクトの存在を知り、自身がデザインした授乳ケープとしても使用可能なキャミソール「Silk Volume Camisole」(KHARAT)を寄付するなど活動を支援してきた。

 この日の式典では水野氏らとともにテープカットを行い、「この度は低温殺菌処理機購入に向けたクラウドファンディングの達成、そして日本橋 母乳バンクのリニューアルオープン、おめでとうございます」と祝福した。

 水野氏とは「本当に長いお付き合いになっていまして、息子が生まれたときから本当にいろいろと相談に乗ってもらって、いつも私の心の支えにさせてもらっていました」と感謝。「そんな水野先生が、母乳バンクの普及に向けて積極的に活動されていると聞いて、私もとても素晴らしいことだなと思っていつも感心していました」と伝えた。

 続けて「赤ちゃんにとって母乳がどれだけ大切なものなのか多くの方々に知ってもらいたい。そしてドナーミルクをもっともっと日本に広げていきたいというアツい思いを毎日のように聞いていたので、今回そのお手伝いをできることになってすごくうれしく思っています」と喜んだ。

 そしてクラウドファンディングの目標達成にも敬意を伝え、「私も、そしてみなさんも、1人でも多くの赤ちゃんとご家族に笑顔を届けるために、一緒にこれからも母乳バンクの取り組みを応援していっていただけたらと思います」と呼びかけ、「私も1人の母として、これからも育児を取り巻く環境がより良いものに、そして優しいものになっていくことを心から願っています」と期待を寄せた。
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