東京・神田淡路町で開催した無料ジャズイベント、過去最高の来場者で大賑わい

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2024年05月13日 16:31  BCN+R

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12年目を迎える「JAZZ AUDITORIA 2024 in WATERRAS」、5年ぶりの野外開催で過去最高の来場者数に
 淡路エリアマネジメントと老舗ジャズクラブ「ブルーノート東京」(東京都港区)は4月26〜28日の期間、「ジャズに親しむ3日間」をテーマにした野外ジャズイベント「JAZZ AUDITORIA 2024 in WATERRAS」を、複合施設「ワテラス(WATERRAS)」(東京都千代田区)にて開催した。

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●複合施設ワテラスでの屋外開催は5年ぶり

 「JAZZ AUDITORIA」は、毎年入場無料で開催されている今回で12年目を迎えるイベントで、新型コロナ禍にはオンラインで開催されており、屋外での開催は5年ぶりとなる。

 ワテラス広場内に特設されたステージでは、ベテランから新進気鋭のアーティストまで8組が登場し、普段からジャズを聴く人だけでなく、これまでジャズに親しみのなかった人も来場した。最終日(4月28日)に行われたブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラの公演では、過去最高の観覧者数を記録し、3日間で来場者数のべ約3万人を達成している。

 開催期間中の土日には、昔遊びを体験できる「ワテラスキッズ」や、子どもたちがネイティブな講師と触れ合い英語を体験可能な「四谷大塚 東進こども英語塾 お茶の水教室」、茶の水教室」、ワテラスの象徴でもあるワテラススチューデントハウスの学生によるフォトブースといった、子ども向けのコンテンツも数多く用意された。

 ほかにも会場では、普段店舗でしか食べられないワテラスモールのメニューや、ワテラス初出店のキッチンカーが日替わりで出店し、さまざまなフード・ドリンクを提供。さらに、特別後援のポイントグリーンがプロデュースしたグルメブースでは、チョウザメのフィッシュ&チップスや猪肉のしゃぶしゃぶといった、自然の恵みと熟練の技術が融合した逸品が登場している。中でも、障害者によるバリスタ全国大会で全国優勝した焙煎所諏訪ひまわりは、1粒1粒選別して焙煎したコーヒーを提供した。

 来場者に対して行われたアンケートには、「オープンなスペースで音楽イベントがあると聞いて楽しみにしていました。飲食店も出店していて、やっとコロナ明けたなと楽しめました」「初年度から参加しています。良質の音楽が野外で聞ける贅沢さはいつも感じています」「無料でジャズに触れられるよい機会でした」といった意見が寄せられている。
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