石原さとみ、中村倫也、青木崇高「ともに闘って乗り越えた」19年ぶりの共演

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2024年05月13日 17:00  ORICON NEWS

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映画『ミッシング』場面写真
 俳優の石原さとみが主演を務めた、吉田恵輔(※吉=つちよし)監督オリジナル脚本の映画『ミッシング』(5月17日公開)の最新インタビュー映像が公開された。石原のほか、共演の中村倫也、青木崇高が、作品完成後に作品への思いを語っている。

石原さとみ、中村倫也、青木崇高「ともに闘って乗り越えた」19年ぶりの共演

 本作は、幼い娘を探し続ける中で次第に心を失っていく母親・沙織里(石原)、メディアの正義を信じながらも視聴率重視の報道を求められ苦悩するテレビ局記者・砂田(中村)、どこか客観的な目線を持ちながら感情的な妻を支える夫・豊(青木)、という、それぞれが自身の思いを抱えながら寄り添いあう役どころを演じており、別々の場所でキャリアを重ねてきた今だからこそできた“共闘”の場だったと振り返る。

 主演の石原は「みんなで本当に戦って、乗り越えたというか形になった感じがした」と話し、青木も「この脚本に向き合うタイミングが家族を持つ前だったら、どう向き合えていたかなとは思います」とかみしめた。彼らを取材する立場だった中村も、現場で、自分自身をどんどん削っていく石原の姿を目の当たりにしていたが、完成した本作を受けて、「いい映画だなってシンプルに思いました」と目を細める。

 また、解禁された映像には、3人のインタビューに併せて本編シーンも織り込まれている。TVでOAされた映像を見た視聴者から「育児放棄」とSNSに心無い言葉を書かれた沙織里が砂田に苛立ちが募り攻める、そんな沙織里のために有力な情報をひとつでも多く集めるために必死になるが視聴率重視のTV局との狭間に立たされる砂田。そして暴走する沙織里に抑えていた感情を堪えきれず静かにぶつける夫・豊と、3人それぞれ抱えきれない葛藤がにじみ出ており、共闘の時間が濃密で妥協がないものだったことが伝わる。

 石原、中村、青木の3人は、2005年放映のTBSドラマ『H2〜君といた日々』で共演しており、『ミッシング』で19年ぶりの再共演となった。


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