spi、『マドリード映画祭』外国語映画最優秀男優賞に誇り「一人でとった賞じゃない」 舞台あいさつでは思わず“本音”も

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2024年05月13日 18:54  ORICON NEWS

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『マドリード映画祭』外国語映画最優秀男優賞を受賞した心境を語ったspi(C)ORICON NewS inc.
 俳優のspiが13日、東京・新宿バルト9で開催された映画『SINGULA』(読み:シンギュラ/10日全国公開)の公開記念舞台あいさつに参加し、堤幸彦監督、脚本家の一ノ瀬京介氏、プロデューサーの横澤大輔氏が登壇とトークを行った。

【集合ショット】最優秀男優賞を獲得したspiをはじめ『SINGULA』チーム

 一ノ瀬氏が手がけたAIによる同名討論劇(2019年2月上演)を原案・原作とする本作では、AI同士の“ディベートバトルロワイヤル”が描かれる。出演キャストはspiのみ。セリフは全編英語、さらに1人で15体のAIキャラクターを演じ分けるという難役に挑み、昨年9月に開催された『マドリード国際映画祭』で外国語映画最優秀主演男優賞を受賞した。

 spiは「授賞式直後は実感がなかった」が「一晩経って、改めてメダルを見たときに『自分一人で獲った賞じゃないんだな』と思い、そこで一気に受賞の実感が湧いたんです」と言い、「英語は親から教わったものですし、作品も堤監督や一ノ瀬さんほか、本当にたくさんの人が作り上げてくれたもの。それに、いろいろな俳優やファンのみなさんとの出会いがここに連れてきてくれたんだと思ったんです」と感謝を伝えた。

 続けて「評価してもらえるということは、今後の俳優人生でもすごく自信につながります」と力を込めつつ、「それに『俺、マドリード獲ってるから!』って言えるのはかなりうれしい」と“本音”も伝えて笑いも誘う。一ノ瀬氏らから「そっちの喜びが9割でしょ?」とツッコまれながら、「こんな風にパフォーマンスとして言えるものがいただけたことがうれしいですね」と笑顔を見せた。
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