【AI予想・オークス】王道路線と大手牧場がキーワード!? 人工知能は牝馬クラシックの王道を歩む3頭に高評価

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2024年05月13日 19:00  netkeiba

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オークスに出走予定のライトバック(撮影:下野雄規)
 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の重賞競走は土曜日に平安S(GIII)、日曜日にオークス(GI)が行われます。その中から東京競馬場で行われるオークスを取り上げます。まずは過去の傾向から。

 過去10年のオークスにおける前走クラス別成績を見ていきます。過去10年のオークスでは前走GI出走馬が7勝2着5回3着7回と良績を残しています。馬券に絡んだ19頭の内、18頭が前走で桜花賞(GI)に出走(残る1頭は皐月賞に出走)していましたので、牝馬クラシックの王道を歩んできた馬が強さを見せていると言えるかもしれません。

 前走がGI以外だった馬は3勝2着5回3着3回とノーチャンスではありません。しかし、馬券に絡んだ11頭のうち、9頭が前走で1着となっていました。残る2頭は前走でフローラS(GII)に出走し2番人気以内と高い支持を集めていましたので、前走でGI以外に出走していた馬に関してはその時の着順や人気を必ずチェックしたいところです。

 続いては、過去10年のオークスでの生産者別成績を見ていきます。オークスは東京芝2400mで行われます。根幹距離で瞬発力が活きる東京という事もあり、やはりノーザンファームや社台ファームで生産された馬が強さを見せています。過去10年のオークスではノーザンファームと社台ファームで生産された馬が8勝2着8回3着7回と圧倒的な成績を残しています。出走頭数が多い事もありますが、大手牧場で生産された馬はこの舞台に高い適性があると言えるかもしれません。

 その他の牧場で生産された馬は2勝2着2回3着3回。馬券に絡んだ7頭のうち、6頭が前走で3着以内に好走。残る1頭は23年のドゥーラ。この馬は前走で桜花賞に出走。それまでに重賞勝ちの実績がありましたので、前走で馬券に絡めていない馬はその時のレースや実績などに注意したいところです。

 それでは早速ですが、今週のオークスでAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆王道路線の馬を高く評価

ライトバック

 前走の桜花賞では4角で最後方でしたが、そこから上がり最速の末脚を繰り出し3着と好走。それまでに重賞での馬券内実績はありませんでしたが、2走前のエルフィンS(L)ではチューリップ賞(GII)勝ち馬のスウィープフィートを破っていますし、その能力が本物である事を証明する結果となりました。

 今回は距離延長になりますが、父はダービー馬キズナですし血統面から問題はなさそうです。強力な末脚を持っている馬ですので、直線の長い東京に替わるのも好材料と言えます。東京への長距離輸送も昨年に経験していますし、特に不安な点もなく挑めそうです。前走同様に末脚が活きる流れになればチャンスは十分にありそうです。

クイーンズウォーク

 前走の桜花賞では3番人気の支持を集めるも8着。戦前からオークス向きという話も伝わっていましたので、適性面で他の馬の方が上だったと言えるかもしれません。今回は適性が高いと思われるオークスですし、前走からの巻き返しは十分に期待できるはずです。

 2走前のクイーンC(GIII)で東京は経験済み。この時は後方から鋭い決め手を見せて優勝しており、東京コースへの高い適性を示しています。今回は2400mでもう少しいい位置から流れに乗れそうですし、クイーンC以上のパフォーマンスを見せる可能性は十分。こちらもダービー馬キズナの産駒ですし、上位争いに期待したいところです。

スウィープフィート

 2走前のチューリップ賞では、後方から目の覚めるような末脚を見せて重賞初制覇を達成。前走の桜花賞でも同じような競馬となりましたが、直線では進路を切り替えるロスもあり4着。それでもゴール前での伸び脚には見どころがありましたし、GIメンバーが相手でも通用するところを見せています。

 今回は東京への初めての輸送や距離延長など課題はありますが、父スワーヴリチャードはジャパンC(GI)勝ち馬ですし、血統面からこの条件に十分な適性があるはずです。末脚が武器の馬ですので、直線の長い東京に替わるのも好材料。ここも展開次第にはなりそうですが、差し脚を活かせる流れになれば浮上の余地はありそうです。

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