神戸退団後は無所属も…“正しい結末”を希求するマタは現役続行を宣言「まだまだプレーし、堂々と終わらせる」

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2024年05月13日 20:25  サッカーキング

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キャリアの結末について語ったマタ [写真]=Getty Images
 ヴィッセル神戸退団後は無所属となっている元スペイン代表MFフアン・マタが、自身のキャリアの結末について語った。

 1988年4月22日生まれのマタは現在36歳。レアル・オビエドとレアル・マドリードのカンテラを経て、バレンシアでラ・リーガデビューを果たしたテクニシャンは、2007−08シーズンのコパ・デル・レイ優勝に貢献すると、その後も行く先々のクラブでタイトルを獲得する。チェルシー在籍時代にチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ、マンチェスター・ユナイテッド在籍時代にもヨーロッパリーグを制覇。スペイン代表では、南アフリカW杯とEURO2012のチャンピオンチームの一員となった。

 2023年夏から約半年間在籍したヴィッセル神戸でもJ1リーグ優勝を経験したが、自身はわずか1試合の出場にとどまった。シーズン終了後に退団が発表されたマタは現在、イギリス・ロンドンの自宅でプロキャリアの“正しい”終わらせ方を思案しているという。エジプトのテレビ局とのインタビューに応じた同選手は「僕はキャリアを続けたい。オファーを吟味して、最良のものを選ぶつもりだ。まだまだ何年もプレーした上で、堂々とキャリアを終わらせる」と告白した。

 またマタは、自身のキャリアを回顧。ポゼッションの分野において、現役指揮官としては右に出るものがいないとされるジョゼップ・グアルディオラ監督に師事したかったと明かした同選手は「ペップ(グアルディオラ監督の愛称)の指示に従ってプレーすることを期待していたけど、それは叶わなかったよ。彼が監督をしたチームと対戦した時、特にマンチェスター・シティとの試合はとても苦しんだ。バレンシア時代には、バルセロナと契約間近にまで迫ったんだけどね」と語っている。

 自身が求める“正しい結末”に向け、現役続行を宣言するマタ。輝かしいキャリアの“エンドロール”に刻まれる次のクラブは、どこになるのだろうか。

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