負の無限ループに…貧乏につながる「夜ふかし」の危険性

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2024年05月13日 21:20  All About

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夜ふかしをすると頭の働きが鈍くなります。頭の働きが鈍くなると、仕事が遅くなります。仕事が遅くなると、残業が増えます。そして、残業が増えて疲れると、「もっと息抜きしたい」と、もっと夜ふかしするようになるのです。
「夜ふかし」が原因で収入が激減した、筆者の体験談を書きます。

筆者は自営業です。なので、仕事がうまくいけば収入が増えるし、うまくいかなければ収入が減ります。すべて「成果報酬」なので、生活リズムが狂ったり、悪い習慣がついたりすると、すぐに収入に表れます(つまり収入が減ります)。

中でも最も危険な悪習が「夜ふかし」です。

収入の落ち込みを残業して取り返そうとしても無駄?

自営業を営んでいると、誰にでもうまくいかず、収入が落ち込むときがあります。そういうときは、だいたい残業などをして取り返そうとするのですが、それもうまくいかない。

「努力しても報われない」という時期が何カ月か続くと、当然モチベーションも保てなくなります。「どうせ頑張っても収入は増えない」と自暴自棄に考えることも増えますし、それでもお金は稼がなきゃいけないので、無理して仕事量を増やしたりします。

仕事量を増やした無理をした弊害は、プライベートに広がってきます。筆者は豆腐メンタルで、毎日、ある程度自由に遊べる時間がないと、すぐに精神的に弱っていきます。だから、仕事で無理をしたぶん、プライベートでも多く息抜きしようと夜ふかししたくなるのです。

夜更かしすると起きる負の無限ループ

すると、ここからがもっと大変です。言うまでもなく、夜ふかしをすると頭の働きが鈍くなります。頭の働きが鈍くなると、仕事が遅くなります。仕事が遅くなると、残業が増えます。

そして、残業が増えて疲れると、「もっと息抜きしたい」と、もっと夜ふかしするようになるのです。だらだら働き、だらだら遊ぶ。メリハリがないから、どんどん効率が下がっていきます。

一時期、「重労働と夜ふかしの無限ループ」のせいで、筆者の「QOL(生活の質)」がどんどん落ち込んでいきました(たぶんですが、こういう経験をしたことがある人は、筆者だけじゃないはず)。
夜ふかしの無限ループ

この「夜ふかしの無限ループ」から抜け出す方法はあるのでしょうか?

夜ふかし生活から抜け出す方法2つ

筆者の場合、「帰省」と「疲労困憊」がきっかけで、悪習慣が断ち切られることが多いです。

方法1:「帰省」

1つ目は「帰省」です。実家に帰省すると、それまでの悪習慣がバッサリ断ち切られます。帰省先の家族・親戚と生活リズムを合わせることになるので、普段と同じような暮らし方はできないからです。帰省から帰ってきた後は、頭がスッキリして、「どうしてあんなにバカみたいに夜ふかししていたんだろう?」と、過去の自分の愚かさに首をかしげることも多いです。

方法2:「疲労困憊」

2つ目は「疲労困憊」です。そもそも夜ふかししたいと思う理由は「精神的な疲れ」が原因です。また、いちど夜ふかしを始めると、なかなか夜に眠れません。夜ふかしは癖になってしまうからです。ですが、夜ふかしが行き過ぎたり、運動などで肉体的な疲れが蓄積したりすると、どこかで夜ふかしせずに早寝・早起きする日がきます。この「早起き」がリセットのスイッチとなって、生活リズムがふたたび整うことがよくあります。

あなたも、もしかしたら筆者と同じように「夜ふかしの無限ループ」に入ってしまっているかもしれません。「こんなことしていちゃいけないんだけど、仕事続きでリフレッシュしたいから、つい夜ふかししちゃう」と、悪循環が続くのです。

睡眠不足は健康の天敵です。意図的にこの悪循環を断ち切りたいなら、思い切って「長期休みを取ってリフレッシュする」とか「夜ふかしできなくなるくらい運動して身体を疲れさせる」といった荒療治をしてみる価値があるんじゃないでしょうか。

文:中原 良太(個人投資家・トレーダー)

18歳に株を始め、25歳でYahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞。主に株式投資とマネー(お金)についての情報をSNSやYouTube、メルマガなどで発信。IQ上位2%のMENSA会員。
(文:中原 良太(個人投資家・トレーダー))

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