クォン・ヘヒョら登場人物の姿捉える『WALK UP』日本版予告編&場面写真

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2024年05月14日 12:21  cinemacafe.net

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『WALK UP』© 2022 JEONWONSA FILM CO. ALL RIGHTS RESERVED.
ホン・サンス監督の長編第28作目となる日本公開最新作『WALK UP』より日本版予告編と場面写真が解禁された。

本作は、ホン・サンス監督常連俳優の名優クォン・ヘヒョを主演に迎え、都会の一角にたたずむ4階建てのアパートを舞台にした、芸術家たちの4章の物語。

この度解禁された予告編は、著名な映画監督のビョンス(クォン・ヘヒョ)が娘のジョンスと一緒に、インテリアデザイナーとして成功した旧友ヘオクの所有するアパートを訪れる場面から始まる。ヘオクの案内で1階がレストラン、2階が料理教室、3階が賃貸住宅、4階が芸術家向けのアトリエ、地下がヘオクの作業場になっているアパートを見学するが、やがてアパートの各階でビョンスと、彼を取り巻く4人の女性たちとの4章の物語が幕を開ける。

映像ではビョンスを演じるクォン・ヘヒョがギターで演奏するシーンも収められており、先月よりNetflixで独占配信がスタートした話題作「寄生獣 ―ザ・グレイ―」にも出演し、幅広い活躍を見せる名優の意外な一面を垣間見ることができる。

併せて解禁となった場面写真は、ビョンスの娘で、インテリア関係の仕事を志望するジョンス(パク・ミソ)やアパートのオーナーのヘオク(イ・ヘヨン)、ビョンスの熱烈なファンだというレストランの店主兼シェフのソニ(ソン・ソンミ)、世話好きな不動産業者の女ジヨン(チョ・ユニ)らとビョンスがめぐり会い、親密な関係を育んでいく様子が切り取られる。

これまで10作品以上のホン・サンス監督作品に出演し、ほとんどの作品でホン・サンス監督の分身のような映画監督役を好演してきたクォン・ヘヒョ。出演者は撮影当日に初めて台本を受け取るという特異なホン・サンス監督の撮影スタイルについて「役作りのために特別なことはしていません。私にとって、ホン・サンス監督と一緒に映画を撮るということは、新しい旅に出るようなものです。何も準備しないのが一番なんです」と明かしている。

『WALK UP』は6月28日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺、Strangerほか全国にて順次公開。






(シネマカフェ編集部)
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