さだまさし、デビュー50周年を迎え「これからは毎年が記念年」 100周年へのエールには思わず“心の声”も吐露

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2024年05月14日 15:04  ORICON NEWS

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今後「毎年が記念年」と語ったさだまさし (C)ORICON NewS inc.
 シンガー・ソングライターのさだまさし(72)が14日、都内で行われた『60歳からのRSウイルス感染症予防啓発プロジェクト』アンバサダー就任発表会に出席した。

【写真】プロジェクトのために書き下ろしたCM曲を生演奏するさだまさし

 さだは24日から全国ツアー『2024 さだまさしコンサートツアー“51”』を開幕させるが、「まだセットリストが決まっていないのでどうなるかわからない」と明かし、「大丈夫なんですかね?(笑)」とおどけた。

 昨年デビュー50周年を迎えたが、「記念年を迎えた次の年というのは非常に重要なわけですが、この年になるといつまでやれるかわかりませんから、もう…1年1年が大切になってくる」と言い、「これからは毎年が記念年になります」と笑顔を見せた。

 MCを務めたフリーアナウンサーの渡辺真理(56)から50周年を祝われ、「人生100年時代ですから、あと50年ほど…」とエールが贈られると、さだは「うわぁ…それは大変だ(笑)」と“心の声”もこぼしながら、うれしそうに頭を下げた。

 製薬企業のグラクソ・スミスクライン(以下GSK)はこのほど、RSウイルス感染症の予防啓発を目的とした『60歳からのRSウイルス感染症予防啓発プロジェクト〜あなたと大切な人を想うきっかけに〜』を始動し、さだをアンバサダーに迎えた。

 RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器感染症。健康な成人の多くは感染しても風邪のような症状で軽快するが、高齢者や喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、心疾患などの基礎疾患がある人は、感染をきっかけに肺炎などを起こすこともある。

 GSKが行った『RSウイルス感染症と予防に関する日本人の意識調査』(日本人60歳以上の男女6200人を対象としたオンライン調査。24年2月実施)によると、疾患名は65パーセントの回答者が認知している一方で、「疾病についてある程度知っている」と応えた人は17パーセントにとどまった。

 インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などと比べて、著しく認知度が低いRSウイルス。21年以降は夏に流行する傾向が見られることから、認知拡大と予防啓発のためにさだが出演するテレビCMが放送される。この日のイベントでは、さだがこのプロジェクトのために書き下ろしたCM曲「Believe」も演奏された。

 さだは「このCMの話をいただくまでRSウイルス感染症というものを知らなかった」と告白。「こういう病気があるのか、こんな風に気をつけなきゃいけないのか、と今回教えてもらいました。知らないことを知るって大事ですね」と伝え、アンバサダーについて「重要な使命をいただいたと思っております」と真剣な表情で意気込んだ。
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