さだまさし・72歳、健康法は「ステージに上がること」 歌唱と演奏が体調管理の一環に

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2024年05月14日 15:07  ORICON NEWS

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72歳、健康法はライブと語ったさだまさし (C)ORICON NewS inc.
 シンガー・ソングライターのさだまさし(72)が14日、都内で行われた『60歳からのRSウイルス感染症予防啓発プロジェクト』アンバサダー就任発表会に出席し、自身の健康法などについて語った。

【写真】プロジェクトのために書き下ろしたCM曲を生演奏するさだまさし

 RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器感染症。健康な成人の多くは感染しても風邪のような症状で軽快するが、高齢者や喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、心疾患などの基礎疾患がある人は、感染をきっかけに肺炎などを起こすこともある。

 さだはツアー中の体調管理などについて語りながら、「どんな日でも必ずうがい、手洗いはやっています」と日々の風邪予防法にも言及。健康維持の仕方については「定期的に運動することと、あとはコンサート自体が非常に心肺機能を使うものになっているので、僕の場合はステージに上がることが健康維持の方法になっていると思います」と伝えた。

 そして「指をたくさん使っているとボケないなんて言われますが、その点で僕はギターやバイオリンを弾いていますので、いくぶんかマシなんじゃないかな…と思っています」と笑顔を見せ、24日からスタートする全国ツアー『2024 さだまさしコンサートツアー“51”』にも期待を寄せた。

 製薬企業のグラクソ・スミスクライン(以下GSK)が行った『RSウイルス感染症と予防に関する日本人の意識調査』(日本人60歳以上の男女6200人を対象としたオンライン調査。24年2月実施)によると、疾患名は65パーセントの回答者が認知している一方で、「疾病についてある程度知っている」と応えた人は17パーセントにとどまった。

 インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などと比べて、著しく認知度が低いRSウイルス。21年以降は夏に流行する傾向が見られることから、GSKはこのほどRSウイルス感染症の予防啓発を目的とした『60歳からのRSウイルス感染症予防啓発プロジェクト〜あなたと大切な人を想うきっかけに〜』を始動し、さだをアンバサダーに迎えた。

 さだは「このCMの話をいただくまで、RSウイルス感染症というものを知らなかった」と告白。「こういう病気があるのか、こんな風に気をつけなきゃういけないのか、と今回教えてもらいました。知らないことを知るって大事ですね」としみじみ語る。

 アンバサダーについて「重要な使命をいただいたと思っております」と真剣な表情で意気込んだ。
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