コムドット、東京ドームでデビュー曲初披露へ「思い出になるようなステージに」

　5人組YouTubeクリエイター、コムドットが14日、都内でメジャーデビュー目前記者会見を開催し、メジャーデビューを15日後に控える心境などを語った。

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　コムドットのやまと、ゆうた、ひゅうが、ゆうま、あむぎりは、今月29日にシングル「拝啓、俺たちへ」でユニバーサルミュージックからメジャーデビューする。

　制服姿で会見に臨み、ひゅうがは「僕は個人的にそこまで音楽活動をしようと思っていなかったので、びっくりというか、まだ受け入れ切れてないっていうのが現状ですね」と率直な心境を告白。

　昨年11月にAMUGIRI名義でソロデビューしているあむぎりは｢それと違った感覚があって、まだあまり5人でメジャーデビューするということに実感がわいていないので、すごく複雑な気持ちですけど、メジャーデビューする日を楽しみにしております｣と話した。

　やまとは即座に「今、複雑という表現を使ったんですけど、うれしい意味での複雑ということと捉えていただけると。不安な気持ちだったりやらされているという感情があったりの複雑という表現ではないというのをみなさんに受け止めいただきたいと思います」とフォロー。あむぎりは「そうです、そうです。訂正ありがとうございます」と、やまとに感謝して笑いを誘った。

　リーダーのやまとは続けて「僕はメジャーデビューという感覚はあまりなくて、あまり重くとらえてはいなかったんですけど、いざ、こういう場面に立つと、襟を正さないとなと、ビシッと気持ちが引き締まる次第であります」と、自身の胸中を明かした。

　デビュー曲「拝啓、俺たちへ」の作詞をメインで手がけたゆうたは「僕もメジャーデビューという実感はなくて、曲で5人のやってきたこととか、みんなに伝えたいことを伝えられたらかっこいいな、ということから始まったプロジェクトなので、メジャーデビューという感覚はなく、やまとと同じ気持ちです」と伝えた。

　昨年5月に悠馬名義でメジャーデビューしているゆうまは「僕は1年前くらいに個人としてメジャーデビューさせていただいて、いつか誰かと一緒に歌えたらいいなとか、ゆうたと歌えたらいいなとか思っていたんですけど、まさか全員でメジャーデビューさせていただいて、一緒に歌えるとは思ってなかったのですごくうれしいなと思っています」と喜んだ。

　やまとは「目標はですね、CDの売上枚数20万枚」と掲げた。「本当に大きな数字。今までYouTubeクリエイターがCDを出してきた中でも群を抜いて高い目標だと思う」と話し、「この楽曲がどれだけ、自分たちのことを知らない人、あまりよく思っていない人のところに届けられるかだと思うので、そういう意味で、気合いを入れた数字を自分たちの目標として立てました」と説明し、「頑張ってファンのみんなと一緒に20万枚という目標を達成して、みんなで喜べれば」と意欲を見せた。

　8月10日には、昨年に続き、東京ドームでプロデュースイベント『Creator Dream Fes 2024 〜produced by Com.〜』（以下、CDF）を開催することが決まっており、3ヶ月前にして全席種が完売したことを発表している。

　やまとは同イベントでデビュー曲「拝啓、俺たちへ」初披露することを宣言。デビュー2ヶ月半で、東京ドームで歌唱することになる。

　やまとは「もちろん練習して、ボイストレーニングもする予定ではあるんですけれども、何よりも僕たちの思い出になるようなステージ、視聴者の人にとっても思い出になるようなステージにしたい」と胸中。「どれだけ気持ちを乗せて歌えるか、ファンの人たちを巻き込んで歌えるか、感情をどれだけ乗せられるか、そういうところを大事にして、僕たちが50年後お酒を飲むときにその日のことを話せるような、そんなステージにしたいなと思います」と意気込んだ。

　ゆうまも「難しいとは思うんですけど、ファンの人が楽しんでる顔を見たり、自分たちの思い出に残せるようにたくさん練習したいなと思っています」と、準備万端で東京ドームのステージに立つことを約束していた。