チェルシー・ウィメン(女子チーム)に所属するなでしこジャパン(日本女子代表)FW浜野まいかが決勝点を挙げた。
FA女子スーパーリーグ(FAWSL)第18節延期分が15日に行われ、チェルシー・ウィメンは敵地でトッテナムと対戦。先発出場した浜野は0−0で迎えた37分に左サイドを突破したグーロ・レイテンのクロスを倒れ込みながら合わせて先制点をマーク。なお、浜野にとっては今シーズン2ゴール目となった。
チームはこの1点を最後まで守り切り、1−0で完封勝利。この結果、チェルシー・ウィメンはマンチェスター・シティと勝ち点で並び、「2」点の得失点差で首位に浮上した。18日に行われる最終節ではチェルシー・ウィメンはFW宮澤ひなたが所属するマンチェスター・ユナイテッドと、MF長谷川唯が所属するマンチェスター・シティはアストン・ヴィラとそれぞれ対戦する。
就任12シーズン目ながら、今季限りでの退任が決定しているエマ・ヘイズ監督は試合後、浜野について「私は若い選手を起用することを恐れてはいないし、将来を担う選手たちもいる。まいかが活躍するのを見ることができて本当に嬉しい」と語りながら、次のように続けた。
「彼女は功績を残しているし、トレーニングでも傑出した成績を残している。練習でもゴールを決めている。誰であるかに関係なく、パフォーマンスを発揮する必要があるが、まいかは1週間のトレーニングでそのようなゴールを決め続けてきた」
なお、前人未到の5連覇をかけた最終節に向けては「この2試合は私たちの方が厳しかったと思う。私たちはオールド・トラッフォードに行かなければならないが、これは私にとって最後の試合であり、フィナーレにふさわしい試合でもある。望んでいたポジションにいるので、何があっても土曜日に全力を尽くすつもりだ」と意気込みを口にした。
【動画】浜野まいかがトッテナム戦で決勝点をマーク!
A moment of Maika magic. 💫#CFCW pic.twitter.com/xFrxYtfQAI— Chelsea FC Women (@ChelseaFCW) May 15, 2024