『アクアマン/失われた王国』ジェームズ・ワン監督「地球温暖化」「子育て」「新技術」を語る

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2024年05月22日 10:00  ORICON NEWS

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映画『アクアマン/失われた王国』ジェームズ・ワン監督
 DCコミックを原作に、『ワイルド・スピード』シリーズのジェームズ・ワン

【動画】ジェームズ・ワン監督インタビュー&冒頭10分映像

監督と主演のジェイソン・モモアのタッグによる映画『アクアマン/失われた王国』のBlu-ray&DVDが本日(22日)より発売、レンタル開始となった。あわせて、ジェームズ・ワン監督の特別インタビュー映像が公開された。

 海の生物を操る力を持つ海底アトランティスの王で、ユーモアあふれるお調子者の“アクアマン”(ジェイソン・モモア)が、南極の氷河に眠る邪悪な海底王国が攻めてくる地球の危機に、5億の海の仲間を率いて立ち向かう姿を描いた本作。描きたかったテーマとして、ワン監督は環境問題の「地球温暖化」をあげる。「実際の世界は劇的に変化している。その問題について作品の中で表現する必要があると思った。アクアマンはスーパーヒーローで地球温暖化のテーマに触れることができる。気候変動や海面上昇についてもだ」と、本作だからこそ環境問題を取り上げることの重要性について語っている。

 さらに、父親となったアーサー・カーリー/アクアマンが慣れない子育てに奮闘
しながらも、海底王国アトランティスの王としての職務にあたる様子が描かれる。その演出について「この映画でアーサーは父親になっているんだ。オムツを替え、食事をさせて、子どもに気を配り。部屋は散らかさず、きちんと家事をやる。その一方で、強大な国家の王座に座って指揮を執りながら、彼が陸の住人であることで信用していない政治家たちに対応しなければならない。私はアーサーが2つの世界を行き来していたら面白くなると思った」と、明かしている。

 またワン監督は、海の世界を描くにあたり、新技術の撮影方法を取り入れたことも明かしている。その方法というのは、ブースの中に俳優が入って演技し、100台以上のカメラで撮影し、その映像を3Dで作ったキャラクターに合成させるというもの。この撮影方法により、「画面上で俳優を泳がせられる。必要なら、どんなことでもやらせることができるんだ。戦ったり、泳いだり、話したり。俳優の演技を撮影し、それでアニメーションを動かすこともできる新しい方法だったよ」と、楽し気に撮影を回想している。


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