中村獅童、長男・陽喜くんの成長にしみじみ 自分の幼少期を重ね懸念「回りの声すらも聞こえなくなってしまう」

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2024年05月22日 12:05  ORICON NEWS

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長男の成長にしみじみとした中村獅童 (C)ORICON NewS inc.
 歌舞伎俳優の中村獅童(51)が22日、都内で行われた『松竹特別歌舞伎』の製作発表会見に出席。長男・陽喜(はるき・6)くんと臨む初巡業に意気込みつつ、子どもの成長ぶりをしみじみ語った。

【全身ショット】ブルーのワイシャツでビシッとスーツを着こなす中村獅童

 陽喜くんの成長ぶりを聞かれると、獅童は「普通の6歳らしくヤンチャで自由。ちょっと身長が伸びたかな?」と言いながら、「自分もずっと『ゼロか100の性格だね』と言われてきましたが、陽喜もいつも考えごとをしていて、お芝居のこともいつも考えているんです」と、自身の幼少期と重なる部分もしみじみ語る。

 続けて「この前も、通学中に駅の看板に頭をぶつけて脳しんとうを起こして倒れたらしくて。それを、歌舞伎のけいことかが終わって帰ってきてから思い出したかのように言うんです。慌ててすぐに病院に連れていき、何事もなかったんですが…」と告白。「そうやって芝居のことを考え始めると回りが見えなくなったり、回りの声すらも聞こえなくなってしまう」と、熱中家ゆえの懸念も吐露した。

 陽喜くんの人柄について「個性的で、テレビなどで映っているあの姿のまま」と言い、父として「とにかくけいこが楽しくて仕方ないみたいですから、こまっしゃくれることなく、普通の6歳の顔と歌舞伎でスイッチが入るときの顔を大事にしてほしい」と伝えた。

 全国公立文化施設協会主催の本公演では、衣装やかつら、化粧の様子などまで解説付きで見られる 『中村獅童のHOW TO かぶき』に加え、『鞘當(さやあて)』『供奴(ともやっこ)』『橋弁慶(はしべんけい)』の4演目を上演する。

 公演には獅童・陽喜くん親子のほか、中村種之助、中村蝶紫、澤村國矢、中村獅一が出演。6月30日の東京・北とぴあ さくらホールを皮切りに、7月31日の新潟県民会館まで全国22会場をめぐる。

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