桜田ひより、細田佳央太と「大切に創り上げます」高校生の妊娠描く「あの子の子ども」ドラマ化

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2024年05月25日 05:01  cinemacafe.net

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火ドラ★イレブン「あの子の子ども」
桜田ひよりと細田佳央太が “高校生の妊娠”を真正面から描いた、蒼井まもる原作の少女漫画のドラマ化「あの子の子ども」にて初共演する。

本ドラマは、第47回講談社漫画賞・少女部門(2023年度)を受賞した蒼井まもるの同名少女漫画が原作。

“高校生の妊娠”をテーマに、妊娠が発覚したことで日常がガラリと変わってしまった高校2年生カップルの姿を描く。

高校2年生の川上福と、幼なじみの恋人・月島宝。2人の関係は親も公認で、別々の高校に通いながら穏やかな青春時代を過ごしていた。やがて、自然な流れで2人は恋人として愛し合い、結ばれる。しかし、ある日、避妊に失敗し、やがて体の異変に気づいた福の妊娠が発覚する。決してなかったことにできない現実に悩み、葛藤する2人。

子どもを産んで育てられるのか? そんな根源的な問いを突き付けられた“まだ子ども”の福と宝は…?

Z世代から絶大な支持を得る、桜田ひよりがカンテレドラマ初主演
桜田さんが演じる福は、ごく普通の高校2年生。幼なじみの恋人・宝と過ごしたり、友人たちと遊んだり、楽しみにしているドラマや漫画があったりと、平凡ながら不満はない幸せな日々を送っていた。しかし、妊娠という現実を前に悩み、葛藤し、もがきながら、自分なりの未来を選んでいくという役どころ。

主演の桜田さんは、映画『交換ウソ日記』のヒロイン・黒田希美役で第47回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。公開中の映画『バジーノイズ』では川西拓実と主演を務め、8月公開予定の映画『ブルーピリオド』への出演も控えている。透明感があり、豊かな表現力で見る人の心をつかんで離さない桜田さんが、本作で新しい一面を見せる。

「どうする家康」も話題、細田佳央太が桜田ひよりと初共演
細田さんが演じる宝は、福の幼なじみの恋人で、他校に通う高校2年生の陸上部員。駅伝の強豪大学に進学することを目標に、日々、部活に励んでいる。女手一つで自分を育ててくれ、部活の費用も出してくれている母親に心から感謝している。

学校や部活で良い成績を出すことで母親が喜んでくれることを自身もうれしく感じており、いつからか、どう答えたら相手が喜ぶかを考えてしまう性格に。真面目で優しく、福のことを心から大切にしているという役どころだ。

細田さんは、昨年放送された大河ドラマ「どうする家康」や現在放送中の「95」への出演のほか、7月から配信される「七夕の国」(Disney+)で主演を務めるなど、目覚ましい活躍を見せている若手実力派。同世代の桜田さんとは初共演で、フレッシュなカップリングに注目が集まる。

原作は第47回講談社漫画賞・少女部門を受賞した話題作
原作漫画は「別冊フレンド」にて連載中で、2023年に第47回講談社漫画賞・少女部門を受賞し、アメリカの漫画賞2024年アイズナー賞[ティーン向けベスト出版]にも最終ノミネートした作品。恋愛の先にある10代の妊娠を描く作品として注目を集め、コミックは現在8巻まで発売されている。

また、脚本は「舟を編む〜私、辞書作ります〜」「しずかちゃんとパパ」(NHK)、「ウソ婚」(カンテレ)などを手掛けた蛭田直美、音楽は「ひきこもり先生」(NHK)などを手掛けたharuka nakamuraが、監督は「往生際の意味を知れ!」(MBS系)などを演出したアベラヒデノブがチーフを務める。




キャスト&原作者よりコメント到着
<桜田ひより>
このお話をいただいた時は、素直に嬉しい気持ちと、自分が先頭に立って伝えていこうという使命感を感じました。皆さんそれぞれ感じ方があって、どれをとっても正解でもないし、不正解でもありません。演じる私たちも色んなことを張り巡らせて創っていきますので、皆さんの中でも考えるものが生まれたり、人と話す内容ができたり、横と横のつながりができたりと、この作品をきっかけに色んなことを感じとっていただけたら嬉しいです。
原作を読んで、演じる福の中にあるどこか言葉では表しきれない表情の変化や、それを察知する周りの人たちに胸を打たれました。そして、相手役が細田さんと聞いた時は、大丈夫だなという安心感が自分の中に芽生えました。まだ一緒に過ごした時間は少ないですが、芯があって、思っていることを言葉にしてくださる方ですし、どんなふうになるんだろうなという想像が膨らむ脚本をいただいたので、細田さんと一緒にその場の空気感や関係性を出していけたら、きっと素敵なシーンになるだろうなと思います。この作品に携わるすべての方の思いが少しでも皆さんに届くよう、大切に大切に創り上げます。よろしくお願いします。

<細田佳央太>
福と宝の高校生カップルの関係性が微笑ましく、学生である皆さんにはより近く感じていただけると思いますし、このドラマを見て同じ悩みを持っている方の背中を押すきっかけになったらそれ以上のことはありません。親世代の方にも見ていただきたいですし、ドラマを見て家族間での会話が増えたら嬉しいなと思います。演じる宝とは、育ってきた境遇が似ている部分はありますが、格好良くてしっかりした男の子なので、どうやって価値観を自分とすり合わせていくか考えています。悩んでいたり不安な気持ちがあったりする男の子にも、こういう選択肢があるんだよ、こういうことができるんだよ、といった事を自分なりに男性目線でも伝えられるよう、原作が核にしているところを大切に、とにかく全力で向き合っていきたいと、やる気に満ちています。
主演の桜田さんとは初共演ですが、彼女のお芝居に負けないよう、自分が遅れを取らないように頑張ります。何より一緒にお芝居をするのが楽しみです。スタッフさん含めて撮影前から熱量の高さを感じているチームで、こういった難しくも繊細なテーマを描くのに皆が同じ方向を向いています。よりよい作品にして皆さまにお届けできるよう精一杯頑張りたいと思いますので、ぜひ放送を楽しみにしていてください。

<原作者・蒼井まもる>
桜田ひよりさんと細田佳央太さんには難しい役を引き受けていただき恐縮しておりましたが、
この漫画においてのキャラクターを深く掘り下げ、分析し、役割について考えてくださっていることを伺い、今はただただ感謝しています。
実写というものはとてつもない力を持っていると認識しています。その力がどのように
作用するか想像を巡らせながら、一視聴者として放送を待ちたいと思います。

火ドラ★イレブン「あの子の子ども」は6月25日より毎週火曜23時〜カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて放送。




(シネマカフェ編集部)
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