ノブコブ吉村、ランジャタイら新世代の笑いが「老いなのか…ついていけない」と困惑

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2024年06月15日 11:50  Techinsight Japan

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かつて“破天荒キャラ”だった吉村崇。同期芸人も彼の悩みに「いつからそうなっちゃったの?」と苦笑いしていた
6月12日放送『あちこちオードリー』(テレビ東京系)の「自作自演占い」に、平成ノブシコブシ・吉村崇(43)、マヂカルラブリー・野田クリスタル(37)、ウエストランド・井口浩之(41)が登場した。「自作自演占い」とは、自分の口からは言えない悩みや葛藤を占い師に当てられたように話すというものだ。今回は吉村が最近、若手芸人のお笑いが理解できず、「番組収録中に苦笑いする回数が増えた」という悩みを抱えていることが分かった。

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『あちこちオードリー』で吉村崇は、ランジャタイや真空ジェシカ、ヨネダ2000、オダウエダらのトリッキーな笑いが全く理解できず、どうすれば良いのか分からなくなり「怖くなってしまう」と明かした。本当に悩んでいると訴え、「老いなのか何なのか、とにかく理解できない、ついていけない」「現場(スタッフ)が笑っているから面白いんだろうと思うが…」と戸惑いを隠せない様子だ。トーク中心のバラエティ番組でいきなり小道具を出したり、奇声を発する彼らに対し、「どう突っ込めばいいのか」「怒鳴るのも違う」と途方に暮れている。そして何より自分の対応が原因で、場が盛り下がることを最も恐れているのだ。

その時、野田クリスタルが「増えましたよね、小道具持ち込み芸人」と話に加わった。東京の地下芸人時代から付き合いが長く、ランジャタイを可愛がってきた野田は「(彼らは)吉村さんに殴られたいと思います」「こいつらは素敵なことを言ってもらいたくて、きてるんじゃないですよ」と、彼らの気持ちを代弁する。そもそもランジャタイ、真空ジェシカらも気後れがあるからこそ小道具を持ってきているのであって、彼らこそ吉村を恐れているという。野田は、堂々とまっすぐに思ったことを言ってやって欲しいとアドバイスした。すると吉村と同期のオードリー・若林正恭(45)が「年齢的にも、“わかんねぇよ”と言ってもいい」と、素直に彼らの笑いに反応した方が現場も盛り上がるのではないかと口にした。


これに吉村は「なるほど〜若い世代に気を遣ってたね」「“わかんねぇ”なんて一番恥ずかしいと思ってた」と言い、吹っ切れたような表情になった。しかし若林は、かつて“破天荒キャラ”だった吉村が、今や若手芸人や周りに遠慮して言いたいことも言えずに愚痴る姿に失望したようだ。20年くらい前の吉村は、大喜利のライブなのに踊ってばかりいて、突拍子もないことを言い観客を爆笑させていた。そんな彼の芸風が若林は大好きだったのに、「(吉村は)いつからそうなっちゃったの?」と苦笑いする。当時の平成ノブシコブシこそ今のランジャタイ的な存在で、吉本の先輩らは吉村をどう扱えばいいのか苦慮し、叱った人もいたはず―という野田の言葉に、吉村は深く刺さったようだ。


若林は「いつからそうなったの?」と吉村に指を刺しながら、「『嵐にしやがれ』でしょ?」と図星をついた。『嵐にしやがれ』(日本テレビ、2010年4月〜2020年12月)のスタート時は週替わりでお笑いコンビが登場し、平成ノブシコブシとして出演していた。しかし吉村は、単独で同番組第3期から「デスマッチ」の進行役に抜擢され、日本テレビの看板番組を支える一員となったのだ。「そう、地位と金だと思う」と即座に答えた吉村、フリートークでの瞬発力は全く衰えていない。ランジャタイらが相手でも、臆することなく突っ込んで欲しいものだ。

画像3枚目は『あちこちオードリー【水曜よる11:06テレビ東京系列】 X「放送ありがとうございました!!」』より
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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  • 面白くもないのに勢いと仕込みの笑いで成立させる「お笑い」がすでに数十年続いてるんだよな。ノブコブ風情がベテラン面で「新世代には着いていけない」とか笑ってしまう。結果的に笑えるからいいのか。
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