「ウイスキーをジョッキで飲んでいた」西川きよし、ざこばさんの思い出語る

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2024年06月15日 12:04  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

西川きよし(2023年撮影)

漫才師西川きよし(77)が、15日放送のMBSラジオ「ありがとう浜村淳です」にゲスト出演。亡くなった落語家桂ざこばさんの思い出話を語った。


「ざこばさんとは家が近所で仲が良かった。お酒の飲み方が豪快で、ビールを飲むジョッキに氷とウイスキーをドボドボ注ぎ、そのまま飲んでましたなあ」と、若き日を振り返ったきよし。


さらに「4代目林家小染さん(1984年死去)がタクシーで泥酔し、動けなくなったことがあったんです。困った運転手さんがうちの家に来て『きよしさん、助けてください』と言われたんです。夜中の2時ですよ。僕は『漫才の人なら僕が引き受けますが、落語家さんは落語家が助けることになっています。少し行けばざこばさんの家があるので、そこまで連れてってください』と送り出したんです」。


タクシーはそのまま、ざこばさんの自宅へ向かった。「そしたら、ざこばさんが『兄ちゃん、何してくれるんや』と文句を言ってきました」と、きよしは笑った。


浜村も「ざこばさんと(兄弟子の)枝雀さん(94年死去)が、うちに泊まりに来たことがありました。うちにあった山本周五郎の『日本婦道記』を読みながら、枝雀さん泣いてはりましたね」と、懐かしいエピソードを明かしていた。

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