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【写真】トム・クルーズ、名優マイケル・ケインの90歳の誕生日をロンドンでお祝い
本作は、89歳の退役軍人がノルマンディ上陸作戦70年記念式典に参加するため、老人ホームを抜け出した実話を基にした作品。『ハンナとその姉妹』(1987)と『サイダーハウス・ルール』(2000)で2度のオスカーを受賞したマイケル・ケインが主演を務め、本作で引退することを表明している。約70年にわたり180本以上の映画に出演してきた彼の、華麗なる俳優人生に幕を下ろす“引退作”だ。
そして共演には、『恋する女たち』(1969)、『ウィークエンド・ラブ』(1974)で2度のオスカーを受賞したグレンダ・ジャクソンさん。マイケル・ケインとの夫婦役は『愛と哀しみのエリザベス』(原題『THE ROMANTIC ENGLISH WOMAN』)(1975)以来、50年ぶり2度目となる。
グレンダさんは全英公開を控えた昨年2023年6月15日、87歳でこの世を去った。名優2人の最後の共演となった本作。本国イギリスで10億円超の大ヒットを記録している。
物語の始まりは、2014年夏。イギリスの老人ホームで寄り添いながら人生最期の日々を過ごす老夫婦バーナード(マイケル・ケイン)とレネ(グレンダ・ジャクソンさん)のある行動が世界中の大ニュースとなった。ひとりバーナードはフランスのノルマンディへ旅立つ。彼が行方不明になったという警察のツイート(#The Great Escaper)をきっかけに、世界中で話題になったのだ。ふたりが離れ離れになるのは、人生で2度目。決して離れないと誓った男がどうしても離れ離れにならなければならなかった理由とは…。必ず戻ってくると信じる妻の真実の思いとは…。
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映画『2度目のはなればなれ』は、10月11日より全国公開。