浦井健治が“稀代の美男芸術家”好演、キャスト８人で「水分補給もできないくらいの作品」

俳優浦井健治（42）が15日、東京・よみうり大手町ホールで、主演ミュージカル「モンパルナスの奇跡〜孤高の画家モディリアーニ〜」（15日から同所）公開ゲネプロと取材会に出席した。

舞台は第1次世界大戦下のパリ・モンパルナスの街。芸術家のはざまで繰り広げられる、友情や真実の愛、執念とプライドを描いた作品。

浦井は“稀代の美男芸術家”モディリアーニを演じた。「キャストは8人、舞台上は11人体制で、みんな出もハケもなかなかなくて。水分補給もできないくらいの作品です」とにやり。「目を見れば安心するメンバーです。全員でしっかりとやっていけたら」と語った。

同作は演出家のG2氏が長年構想を温めてきたオリジナルミュージカル。G2氏は「観客が『どこに感動したか分からないけどすごい！』と思うものを作りたかった。達成できている気がします」とにっこり。浦井も「今の時代に向けてのメッセージを本当にピュアに描いてくださっています」と話した。

モディリアーニの運命の女性、ジャンヌ役の宮澤佐江（33）は「浦井さんをはじめ、すばらしい皆さんと濃密な時間を今日まで過ごしてきました。見に来てくださった1人1人の心に届けられると思っています」と話した。「（ゲネプロでは）感情が爆発してしまったので、本番に向けて調整したいです」とほほ笑んだ。

ズボロフスキー役の稲葉友（31）女優ルニア役の秋本奈緒美（61）も登壇した。