吉野家好き記者が人生で初めて「箸が止まった」メニュー、“想定外”が山盛りで…

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2024年06月17日 16:50  Sirabee

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Sirabee

(©ニュースサイトしらべぇ)

吉野家の一部店舗で17日から提供開始された「新にんにくマシマシから揚げ超特盛丼」(1,029円)。総熱量は2,000カロリー超えという、同チェーンではじつに珍しい“ガツ盛り”メニューで、早速その味を試しに記者は吉野家へ飛んだ。

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■重量1キロだと…

「重量1Kg、2,000Kcalを超えるスタミナ商品!! から揚げ6個にフライドガーリックとおろしにんにく、刻みにんにくを使ったにんにくソースをかけて、生玉子を適宜添えてお召し上がりください⚫︎ 超がっつりにんにくお試しあれ」(⚫︎=紙吹雪の中でパーティーハットをかぶってピロピロ笛をくわえたパーティーフェイスのスタンプ)とコメントを添え、新商品の告知を行った吉野家公式X。

提供対象店は全国ではなく、関東エリア30店舗限定。東京では、明大前店、根津店、吉祥寺北店など10店舗、埼玉県、神奈川県の店舗も10店ずつリストアップされており、だいぶ場所を絞って提供している。

記者の住む街には超愛用している吉野家があるが、残念ながらここは未提供店だったので約45分かけて根津店まで行ってきた。

 

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■から揚げ丼+白米のストロングタッグ

店に着き注文。しかし注文用タブレットにメニューがない。店員さんに確認すると、記者が早く到着し過ぎたせいか「すみません…まだタブレットの更新が完了していないようで…」と言う。とりあえず口頭で注文を受けてくれた。

約5、6分すると、揚げたての巨大から揚げ6個が乗ったから揚げ丼が到着。大きな丼にしっかり白米が敷かれ、その上にから揚げが並ぶ。その他に、にんにくダレソース、マヨネーズ、生卵がトッピングとして付く。

これだけでもかなりの量なのだが、さらに「追い飯」としてライス1杯が付く。…まさかのから揚げ丼をおかずに白米を食べるスタイルゥゥ!!

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■2種のソース、生卵で味変を

カリッカリにフライされたから揚げは、じつに肉厚でジューシー。クリスピー感がたまらない。余談だがこの日、吉野家のから揚げは、「第76回ジャパン・フード・セレクション」で最高評価となるグランプリを受賞。高い評価を得ているのだ。

そこに擦りニンニクがたっぷり入ったピリ辛ソース、生卵を入れ、マヨネーズをかければ見事な味変が完了。これがギルティながら激ウマい。前半のシンプルなから揚げ丼から、一気に白米が一段と進むがっつり系から揚げ丼のに変貌したのである。

 

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■さすがの量に…

この予想外のから揚げ丼のウマさに驚嘆しつつ、追い飯を食べていくのだが、さすが総重量1kg、2,000キロカロリーのモンスター。あまりの満腹感に途中から白米を食べ切れる自信がなくなり、どうにか紅生姜でお口直しをしながら食べ進めたが、最後の3口分だけ白米を残してしまった。

朝から何も食べず万全の体制で向かったが、これまで食べてきた牛丼特盛、超特盛とは異次元のボリューム感に勝てなかった。なくならない白米。止まる箸。すいません吉野家さん…。

しかしこれだけ満足度があって1,000円ちょっとというのはコスパに優れていることは断言できる。約3年前、同チェーンでは同様の「スタミナ超特盛丼」をリリースし話題を呼んだ。その時の具材は牛、豚、鶏肉のスタミナ焼きだったが、今回はカロリーの申し子・揚げ物。ファンは心して臨むのが吉。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)
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