「くる恋」生見愛瑠の起用理由明かす 瀬戸康史・神尾楓珠・宮世琉弥は「当て書きな部分も」【八木亜未PインタビューVol.2】

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2024年06月17日 18:04  モデルプレス

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生見愛瑠、宮世琉弥、神尾楓珠、瀬戸康史「くるり〜誰が私と恋をした?〜」第6話より(C)TBS
【モデルプレス=2024/06/17】モデルで女優の生見愛瑠が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?〜』(毎週火曜よる10時〜)が6月18日(火)に最終回を迎える。作品を手掛ける八木亜未プロデューサーにインタビュー。Vol.2では、生見らの起用理由などを語ってもらった。

【写真】生見愛瑠&瀬戸康史が“花口移しキス”

◆生見愛瑠主演「くるり〜誰が私と恋をした?〜」

本作は、ある事故で記憶喪失になった主人公・緒方まこと(生見)が、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに"恋の相手"と"本当の自分"を探していくラブコメミステリー。記憶を失くし困惑するまことの前に、指輪がぴたりとはまる"自称・元彼"西公太郎(瀬戸康史)、"自称・唯一の男友達"朝日結生(神尾楓珠)、"自称・運命の相手"板垣律(宮世琉弥)の3人の男性が現れることで、謎が謎を呼ぶ恋の四角関係が幕を開ける。

◆生見愛瑠の起用理由は“ギャップ”

― 生見さんの起用理由を教えてください。

八木:バラエティで見せている明るさと女優として芝居をしている生見さんのギャップにとても魅力を感じました。記憶喪失を明るく演じられるのかということと、3人の男性に言い寄られても嫌味なく観られる部分が生見さんぴったりだと思い、オファーさせていただきました。

― 実際にご一緒されて印象はいかがですか?

八木:とても自然体なお芝居ができる人なので、見ている側が感情移入しやすいところが魅力だなと思います。「ここはこういうお芝居をしてくれるだろう」と想像しながら台本を書くんですが、それを超えてきます。明るく笑っていても、芝居に入るとちゃんと理解してやってくれているという安心感があり、より深みを出して表現してくれるので、まことが彼女で良かったです。あとは、撮影をしながらモニターを見ていても、思わず「可愛い」と言ってしまうくらい、とにかく可愛いんです。何回本人と会っても、何回その笑顔を自分に向けられて話していても、モニター越しに見るとまた可愛いと思えるんです。そこも生見さんの魅力だと思います。

◆瀬戸康史・神尾楓珠・宮世琉弥は「当て書きな部分もあります」

― 瀬戸さん、神尾さん、宮世さんの起用理由も教えてください。

八木:3人とも違うタイプの方にしたいという大前提がある中で、公太郎は可愛さと大人の色気がある瀬戸さん。影のある役が多い印象の神尾さんにはひたすら良い役をやってもらって、いつもと違う姿を見せたいと思いました。律は物語の最後に大きな役割を担っているので、訴求力がある人にお願いしたいと思い宮世さんに決まりました。実際にご本人とお会いしてお話をして受けた印象と元々持っていた印象などを全部混ぜて、脚本家とも話をしながら役を作っていったので、当て書きな部分もあります。

― 反響を取り入れることもあるのでしょうか?

八木:朝日を描くのが難しくてどう見えているのかなと不安なときにエゴサをします。例えば、さりげない一言が拾われて意図からズレてしまっていることに気付いたら違うシーンで修正することができるので参考にしています。8話で朝日がまことに嘘をついていたことを告白したときも、どう思われるのかな…と思いましたが、朝日を応援して愛してくださっている方が多くて安心しました。

◆「くる恋」丸山礼の「役回りは大きくなっていった」

― 平野香絵役の丸山礼さんの起用理由はいかがですか?

八木:最近の丸山さんは、女優業でも活躍されている印象がありました。狙って面白くするよりも、コメディを邪魔にならないように自然にやってくださることはとても大きいと思って。最初はあそこまで香絵の役回りは大きくなかったのですが、丸山さんに実際に演じてもらって増えていきました。観ている人に分かりやすく落とし込むためにも、香絵の1回整理してあげるシーンが入ることで観やすくなっていると思います。撮影の合間でも丸山さんがいると賑やかになります。キャストの皆さんは人見知りだったので、最初は瀬戸さんが盛り上げていたのですが、丸山さんが入ることによって瀬戸さんが心置きなくボケに回る、そんな関係性になっています。

★Vol.3へ続く!

(modelpress編集部)

◆「くるり〜誰が私と恋をした?〜」最終話あらすじ

律(宮世琉弥)と再び付き合い始めたまこと(生見愛瑠)は、記憶が戻ったことを公太郎(瀬戸康史)に報告した。律がまことの指輪の相手だったと悟った公太郎は、「まことが幸せならそれでいい」と告げ、もう会わないと宣言する。公太郎からの決別の言葉にまことの目からは、知らぬうちに涙があふれてくる。しかし自分の決めたことだと言い聞かせるように涙を拭うのだった。

一方、律の会社に観葉植物を届けに行った公太郎は、まことが事故にあった日に律が着ぐるみを着てお花見の会場にいた理由を知る。

そして朝日(神尾楓珠)は、まことの事故現場でひとり佇んでいた。同じ頃、事故当日のことだけがどうしても思い出せずにいたまことは、事故現場へと走る。

一体あの日、何が起きたのか?そして、全ての記憶を取り戻したまことが選ぶ恋の相手は誰なのか?全てが明らかになる。

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