森崎ウィン監督、『SSFF』で賞受賞に歓喜のガッツポーズ「取ったど〜!」 中尾ミエと抱き合って喜び分かち合う

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2024年06月17日 18:40  ORICON NEWS

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『SSFF』で賞受賞に歓喜のガッツポーズをした森崎ウィン (C)ORICON NewS inc.
 『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024』アワードセレモニーが17日、東京・原宿の明治神宮会館で開催。『Live-action Japan』部門を『せん』(『SEN』)の森崎ウィン監督が獲得した。

【写真】抱き合って受賞の喜びを分かち合う森崎ウィン&中尾ミエ

 日本国内からの241作品のうち、 21のノミネート作品の中からミュージカル映画の『せん』が見事に優秀賞を受賞した。主演した中尾ミエもステージ上に。森崎監督からトロフィーを持たせてもらうと中尾もにっこり。森崎監督は「初監督させていただいた短編のミュージカル映画が『せん』が、このような賞をいただけて、本当に感謝しております。この賞を、ここにいるチーム一丸となって、みんなで取れたことを本当に幸せに思います。この場にはいないキャストの皆さん、スタッフの皆さんにも感謝の気持ちを、ここで述べさせてください」とスピーチ。

 そして「賞を取るのは慣れてないんですけど、1つだけやりたいことがあって」と前置きすると「取ったど〜!」と天高くトロフィーを掲げてガッツポーズ。「本当に幸せです。マジで、ありがとうございました!」と笑顔を弾けさせていた。

 中尾は賞の受賞を予期していなかったそう。「実は、きょう来ることを2〜3日前に聞いて(笑)。ここに出席すればいいだけだと思っていた」と苦笑い。「映画も淡々とやっていて。でも、ウィンくんから、この映画を頼まれた時、ほんのワンシーンぐらいだと思っていた。行ってみたら私が主役だった。よくこの時代に、こんな年寄りを題材にしてくれた(笑)」と笑いながらも「現実って、そうだな、と。世の中は動いても、高齢者はただ淡々と生きているとこうやって表現できるんだ、と。こうやって生きていけば、幸せに最期まで人生を送れるなと、心が温かくなった。こんな映画を作ってくれて、ありがとう」と森崎監督に感謝。

 最後は「こんな賞をいただけて…」と前置きすると「本当にうれしいで〜す!」と森崎監督に負けないぐらいのガッツポーズ。最後は2人で抱き合って受賞の喜びを分かち合っていた。

 『SSFF&ASIA』は、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭。今年のテーマは「Illuminate Your Life〜いのち照らせ セカイ照らせ」。オンラインを含め、6月4日〜17日まで表参道ヒルズ スペースオー、ユーロライブ、赤坂インターシティコンファレンスほかで、世界約114の国と地域から集まった4936点以上の中から、選りすぐりの約270作品が上映された。
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