8月に開催予定の大型アイドルフェス「Tokyo Idol Festival(TIF)」の公式X(Twitter)が6月17日、「『TIF2024メインステージ争奪LIVE-前哨戦-2部』に関して」のタイトルで声明を発表。前日開催のイベント中、客間トラブルがあったとして異例の対応を発表し物議をかもしています。
●メインステージ出場を巡って競う「TIF2024メインステージ争奪LIVE-前哨戦-」
同イベントは8月のメインイベントでのパフォーマンスを目指し、8組のアイドルが競う企画。4組ずつ2部に分かれてライブパフォーマンスを行い、ファン投票によって選ばれた4組が8月の決勝戦へ勝ち進むルールでした。
公式声明によれば、トラブルが起きたのは「GILTY×GILTY」「てぃあどろっぷ!」「なみだ色の消しごむ」「ラナキュラ」(50音順)ら4組が出場した2部。来場者間の「トラブル・妨害・不正行為」を理由に、各グループの事務所とも協議の上で投票結果は反映させず「決勝戦進出者なし」の措置が決定したと発表しています。
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そのため8月の決勝戦は、1部から勝ち進んだ2組のみでの開催が決定。しかし「一方で大多数のお客様が真剣に取り組んでいただいたのは事実」として、予定していた内容とは異なるものの合同形式ながら2部の出演者が出演する企画を新たに用意することも発表。「再投票なども協議に上がりましたが、各事務所とも協議の上、本来の結果とは異なる形となりますが、配信で応援いただいた皆様含め、ご理解、ご了承いただけますと幸いです」と理解を求めています。
一部のファンはこの決定に、8月のイベントで、1部出場の敗退した2組はパフォーマンスがなく、2部出場の4組が合同とはいえパフォーマンスを行えることは不公平、納得できないと訴えています。安全性に疑問を唱える声や、投票権付き配信を購入していたファンへ返金対応すべきといった厳しい声が数多く寄せられていました。
アイドルフェスに関しては、4月にアイドルグループ「PASSPO☆(旧:ぱすぽ☆)」の元メンバーで振付師の槙田紗子さんが主催したイベント「サコフェス」で来場者間にトラブルがあったとして、運営と槙田さんが謝罪する事態となっていました。
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