![](https://news-image.mixi.net/article/202/202_20150528_20163300798_007.jpg)
15日、King & Prince・永瀬廉の主演ドラマ『東京タワー』(テレビ朝日系)が最終回を迎えた。4月期は、高橋海人もドラマ『95』(テレビ東京系)で主演を務め、デュオは俳優でも目覚ましい活躍を見せている。
キンプリはアイドル・俳優と「二刀流」で評価されていて…。
【関連記事】キンプリ、メンバー脱退から1年のリアルな評価 永瀬廉の「不安要素」克服に称賛の声
■4月期ドラマで主演を務めたデュオ
『東京タワー』は、永瀬演じる21歳の青年・小島透と、女優の板谷由夏演じる45歳の人妻・浅野詩史が許されない恋に溺れていく物語。永瀬は、20歳以上歳の離れた女性に揺れ動く青年を演じ、注目を集めた。
|
|
『95』は、1995年の東京・渋谷を舞台に、大人が作った社会の仕組みやルールに抗い、がむしゃらに生きる高校生の青春を描いた作品。高橋は友情や恋愛、喧嘩に奔走する10代の青年・広重秋久を好演。
『東京タワー』の主題歌にはキンプリの『halfmoon』が、『95』のオープニング曲には『moooove!!』が流れた。
関連記事:高橋海人、キンプリ内の「不仲」を解消 “ある役割”でメンバーから頼りにされて…
■「演技の幅が広がった」高橋
キンプリは昨年5月、平野紫耀・岸優太・神宮寺勇太の3人が脱退し、その後事務所も退所。永瀬と高橋の2人で活動している。
|
|
デュオはグループはもちろん、俳優業も好調だ。高橋はここ数年の成長ぶりが評価されている。
あるテレビ局関係者は、「以前は爽やかな好青年役が多かったですが、ここ数年で演じる役が広がった印象です。『Dr.コトー診療所』では現実主義者の新人医師役、『だが、情熱はある』ではオードリー・若林正恭さん役、そして『95』では優等生ながら社会のあり方に葛藤する高校生役と、全く異なるキャラクターを演じました。高橋さんは感情表現が上手く、目の動きや声の出し方などで自然と見る人を惹きつけます」と、評価する。
関連記事:高橋海人、キンプリ内の「不仲」を解消 “ある役割”でメンバーから頼りにされて…
■永瀬は“週末の顔”でオファー増加
2019年のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』での好演もあり、永瀬は多くのドラマに出演している。彼が出演する作品には、ある傾向が見られるという。
|
|
「週末のドラマに起用されることが多いです。22年の『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』(日本テレビ系)、23年の『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)、今年1月の『厨房のありす』(日本テレビ系)は日曜日、『東京タワー』は土曜日ですからね。以前の永瀬さんは感情を爆発させる芝居に苦手意識を持っていましたが、その辺りも改善し、より演技に深みが増しました。“週末の顔”としてテレビ局で争奪戦になるかもしれません」(前出・テレビ局関係者)。
キンプリはアイドル・俳優と、“二刀流”の活躍に期待できそうだ。
関連記事:キンプリ、メンバー脱退後初アルバム発売の裏で固めた「決意」 5人時代の曲を…
■今後も俳優業でオファー増加か
前出のテレビ局関係者は、俳優業に力を入れる2人から強い覚悟を感じると指摘する。
「キンプリが“分裂”した理由の一つに、方向性の違いがあったと思われます。平野さん、岸さん、神宮寺さんは海外に通用するアーティストを目指し、音楽活動に重点を置きたがっていました。一方、永瀬さんと高橋さんは、ドラマや映画など俳優業にも力を入れたがっていたんです。その点、近年の2人は俳優として大きく成長したと思います。今後も、永瀬さんと高橋さんへのオファーは増えるでしょう」(前出・テレビ局関係者)。
キンプリが、俳優業で“気がつきゃトップ独走”する日も遠くない!?
関連記事:キンプリ、メンバー脱退後初アルバム発売の裏で固めた「決意」 5人時代の曲を…
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『Believe─君にかける橋─』(テレビ朝日系)、『イップス』(フジテレビ系)。
・合わせて読みたい→キンプリ、メンバー脱退後初アルバム発売の裏で固めた「決意」 5人時代の曲を…
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)