核燃料冷却設備が一時停止=電源落ち、煙確認―福島第1原発

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2024年06月18日 12:31  時事通信社

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時事通信社

東京電力福島第1原発5号機(左)と6号機(右)=2023年8月、福島県
 東京電力は18日、福島第1原発6号機の原子炉建屋で主電源が停止し、使用済み核燃料の冷却設備が停止したと発表した。同日中に安全確認を終え、冷却を再開した。停電発生直後に原子炉建屋内で煙が確認されており、停電との関連を調べている。

 東電によると、18日午前8時33分に6号機建屋内の電源が落ち、冷却用の水を送るポンプが停止。約2分後に建屋内の火災報知器が作動し、作業員が煙を確認した。消防隊も出動したが、火災は確認されなかった。

 午後6時19分にポンプを再起動し、冷却が再開された。核燃料を保管する燃料プールの水位や温度に異常は確認されていないという。

 燃料プールには約1300体の使用済み核燃料が保管されている。東電は「ポンプが停止しても核燃料は十分に冷却されており、直ちに問題はない」としている。 

このニュースに関するつぶやき

  • 電源が落ち、冷却用ポンプが停止、火災報知器が鳴り、煙が出た。そして出たこのセリフ。「ただちに問題はない」安定の福一の現場。安定の東電。安定の政府。安定の危機的状況。
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