女優・宮沢りえが21日放送の『あさイチ』（NHK）に出演。演出家・野田秀樹氏と初めて会った際のエピソードについて明かし、Xで反響を呼んでいる。
■野田氏の舞台で衝撃
宮沢は「プレミアムトーク」のコーナーに出演。女優としてキャリアを重ねる中で、30歳のときに初めて野田氏が演出した舞台に出演して衝撃を受け、「10年間、舞台のオファーは断らない」と決意して舞台への出演を続けたという。
宮沢が野田氏と初めて会ったのは、プライベートでの旅行先のオランダで、共通の友人を介して知り合ったという。
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■「全然得意じゃねぇじゃん」
野田氏もVTR出演し、宮沢と会った際のエピソードについて回顧。
「初めて会ったときに、私のワークショップの話も聞いていたのかな。それで、（宮沢が）『（ワークショップに）出れますか？』みたいな話をしてきて。どのくらい本気かな？ と思っていたら、『何をすればいいですか？ でんぐり返しできればいいですか？』って、目の前ででんぐり返ししてみたんだけど、大してうまくない」と苦笑い。
「『ちょっと曲がってない？』って言ったら、『もう1回やる』って、やっぱり曲がってる。そういうところが非常に面白い人。（自分は）何も言ってない。でんぐり返ししなきゃとダメとか言ってない。勝手に『でんぐり返しができればいいですか。私は得意です』って、全然得意じゃねえじゃん」と振り返った。
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■でんぐり返しの“理由”は…
話を聞いていた宮沢は爆笑しつつ、「でも絶対、うまかったと思います」と主張。
突然でんぐり返しをした理由について、「NODA・MAPって、本当に肉体のすべての神経を使って表現する、みたいなイメージだったので、『私って、でんぐり返しできますけどぉ？』ってやりました」と改めて説明していた。
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■「面白すぎる」「大御所やん」の声
このエピソードに、Xでは「宮沢りえが野田秀樹の前で自らでんぐり返し披露した話面白過ぎるな。野田芝居出るならでんぐり返しできなきゃって思ったんだろうな」「私でんぐり返しできますけどぉ（笑）宮沢りえ面白い」「かわいすぎるでしょ。でんぐり返ししちゃう宮沢りえさん」「つまり、オランダででんぐり返ししたの？（笑）」との声が。
でんぐり返しといえば、故・森光子さんがライフワークとしていた舞台『放浪記』の名物シーンとして知られていたことから、「森光子か？」「森さんの悪影響…（笑）」「森光子の専売特許『でんぐり返し』を野田秀樹の前でやってみる宮沢りえ。おもろ。（しかも上手くない）（しかも上手だったと言い張る）もう大御所やん」といったコメントも見受けられた。
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（文／Sirabee 編集部・しばたけろこ）
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