横浜流星ちょんまげ姿“初披露” 撮影での「べらぼうな出来事」は? 江戸のメディア王「蔦重」

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2024年06月22日 05:31  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

松竹京都撮影所(京都市右京区)での収録中に取材に応じた蔦屋重三郎役の横浜流星(左)、唐丸役の渡邊斗翔(撮影・松浦隆司)

俳優横浜流星(27)が21日、松竹京都撮影所で、主演を務める25年放送のNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)〜」(来年1月5日開始)の京都ロケ取材会に出席した。


ドラマなど映像作品で時代劇に出演するのは今作が初めて。りりしいちょんまげ姿を初披露した。


これまで舞台「巌流島」の宮本武蔵役でざんばら髪のちょんまげの経験があるが、ドラマの時代劇では“初ちょんまげ”で「すべてが新鮮。しぐさ一つ取っても今と違って興味深い。知らないことを知れるのは、すごく楽しい」と笑顔を見せた。


1700年代の江戸を舞台に、「江戸のメディア王」と呼ばれ、浮世絵師の喜多川歌麿や東洲斎写楽らを世に出した「蔦重」こと蔦屋重三郎の生涯を描く。この日は、江戸の町並みを再現したセットで、重三郎が、少年、唐丸(渡邉斗翔)と江戸市中を歩く第1話のシーンなどが撮影された。5月27日に関東近郊で収録が始まり、横浜は、京都で15日にクランクインした。


役者として1つの目標だった大河ドラマの初出演にして初主演。「これから(撮影期間の)1年半、『蔦重』とともに成長していけたら」と抱負を語った。


タイトルに掛け、約1週間の撮影で「べらぼうな出来事」について質問されると、1話冒頭、江戸の3大大火の1つ「明和の大火」のシーンと即答。「この暑い中で火事。メチャクチャ“べらぼう”だなって思いましたけど、そのおかげで、必死さが無意識に出たので助かりました」。全力で、熱く、役に向き合う。【松浦隆司】

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