日向坂46加藤史帆、森カンナに初対面3秒で本性バレる GL作品で新境地「ラブを演じるなんて想像できない」【「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」インタビュー】

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2024年06月27日 07:04  モデルプレス

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森カンナ、加藤史帆(日向坂46)(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/06/27】MBSドラマ特区枠「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」(30分/全8話、MBS:毎週木曜24時59分〜TVK:毎週木曜23時30分〜ほか)で連続ドラマ初主演を務める日向坂46の加藤史帆(かとう・しほ/26)と女優の森カンナ(もり・かんな/36)。クランクインを控える初共演の2人に新境地ともなるガールズラブ作品での役作りなどについて語ってもらった。

【写真】加藤史帆&森カンナ、密着で接近

◆加藤史帆&森カンナW主演「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」

本作は「webアクション」(双葉社)での連載で、応援したくなる2人の恋模様とポップな笑いが合わさった世界観が話題となったSal Jiang作の同名ガールズラブ(GL)コミックを実写化。

持ち前の負けん気で一途に弘子先輩を追いかけ、初恋街道を全速力で駆け抜ける後輩・彩香ちゃんを加藤、過去のトラウマから会社では「女好き」であることを隠して、生きていくべきだと決めている営業部エース・弘子先輩を森が演じる。

初共演でガールズラブ作品に挑戦する2人。「だんだんドキドキしてきました」と緊張した様子の加藤と「落ち着いて」と声掛けをする森はまるで姉妹のよう。撮影前から仲睦まじい雰囲気の2人に作品の印象や初対面での出来事について語ってもらった。

◆加藤史帆&森カンナ、連続ドラマ初主演に意気込み

― 撮影に向けての意気込み教えてください。

加藤:ラブコメに挑戦することは、長年の夢で自分が演じさせていただけるとは思ってもいなかったのでとても嬉しいです。芝居を学びつつ成長していけるよう、精一杯頑張りたいですし、見てくださる皆さんが少しでも笑顔になり、元気になってもらえるような作品にしたいです。

森:私も初めての主演ということで、最初聞いた時はびっくりしたのですが、続けていたらこんなことが起きるのだなと思いました。W主演ということで1人じゃない分安心ですし、2人で力を合わせて面白い作品を作っていけたらと意気込んでいます。ボーイズラブ(BL)作品は観たことあったのですが、ガールズラブのコメディには出会ったことが無かったので、新しい風を吹かせることができたらいいなと意気込んでいます。

― 役作りをしていく上で意識していることはありますか?

加藤:彩香ちゃんは、役作りをしていく中でも自分に通ずるものを感じています。弘子先輩に恋する前は真顔でぶっきらぼうな彩香ちゃんですが、私自身もアイドルになる前は笑顔が苦手で怒っていると勘違いされるタイプの人でした。次第に変わっていく部分は彩香ちゃんに通ずる部分だと思います。とにかくピュアで一生懸命に弘子先輩に猛アタックするアグレッシブな一面もあり、大声を出す体力勝負なシーンも見どころで原作を大切にしながら演じたいです。

森:私はどちらかというと「サバサバとしているね」と言われるタイプなので、役にはすんなり入ることができました。ですが、コメディーは私も初挑戦なので、現場に入ってどうしたら面白くなるのか試行錯誤して役作りしていきたいです。

― それぞれ演じる役とご自身に共通点があるようですが、どのくらい似ていると感じますか?

加藤:50%ぐらいは似ていると思います!似ていますよね?

森:50%いっているよ!

加藤:本当ですか!じゃあ70%に引き上げます。結構似ている部分多くて、逆に行動力やアグレッシブな部分は少し違う部分です。

森:私も結構似ているので70%です!弘子先輩は会社で女性のことが好きであることを隠しているのですが、私が同じ立場だったら表と裏の顔のような部分をうまく隠し通せない気がします。

◆加藤史帆、初ガールズラブ作品に撮影前から「ドキドキ」

― 初のガールズラブ作品ということですが、台本を読んでいかがでしたか?

加藤:初めにガールズラブ作品と聞いてドキドキしたのですが、漫画を読んでみるとコメディ感が強くて面白いなと思いました。もちろんドキドキするシーンもあるのですが、つい笑ってしまうようなシーンも満載です。台本にも面白いシーンがあるのですが、本読みを終えてさらに増えたので、表情筋が鍛え上げられそうな撮影期間になる予感です。アイドル活動では、無表情か笑顔のイメージが強いと思うのですが、この作品ではさまざまな表情をお見せ出来るので今からドキドキしています。

森:台本を読んだ時に、彩香ちゃんはとにかく可愛くて真っ直ぐ、弘子先輩はとてもかっこいいけど不器用な女性像で、そのバランスがとても面白い作品だと感じていました。読み進める中でどう表現するか心配になる部分もありましたが、内容が本当に面白くて一気に読みました! コミカルなガールズラブなので、幅広い方に楽しんでいただける作品になると思います。

― 撮影を控える現在の心境は?

加藤:だんだんドキドキしてきました(笑)。

森:落ち着いてください!

加藤:カンナさんとラブを演じるなんて想像できないです。

森:私も想像つかないです(笑)。

◆加藤史帆&森カンナ、互いの第一印象明かす

― 互いの第一印象を教えてください。

加藤:クールな印象が1番強かったです。自分がこんな感じの人なので、実際のカンナさんはとてもお優しいのに「怖い」「嫌われそう」などと勝手に感じてしまって…(笑)。最初は失礼のないようにしっかりしなきゃと感じました。

森: Instagramを見させていただいたのですが、とても可愛らしい印象で「彩香ちゃんだ!」と思いました。

― 実際に対面していかがでしたか?

森:衣装合わせの時に初めてお会いして、なんという可愛らしいふわふわガールなんだ!と驚きました(笑)。

加藤:ふわふわガール…(笑)。

森:ですが、だんだんと「もしかして、この子はちょっと変わっている子…?」と感じ始めました。様々なところで垣間見える変わり者感が印象的で、この役にもきっと加藤さんのどこか不思議で面白い部分がにじみ出てくるだろうなと思い、撮影がより楽しみになりました。

加藤:本読みまで変人は隠したかったのですが、カンナさんが優しくお話してくださった時に素が出てバレてしまいました(笑)。

森:3秒ぐらいで変な人ってわかりました。

加藤:えっ、3秒!?カンナさんは本読みで登場された時に、まずスタイルの良さが印象的で、風を切って颯爽と現れてかっこいいなと思いました。あと、一言目が「シクヨロ」で、とても気さくで優しい方だなと感じましたし、出会った瞬間からギャップにときめきました!ビジュアル撮影でお話させていただいた時も、私が変なこと言っちゃった時も優しい対応をしてくださるので、本当にカンナさんが一緒でよかったです。

森:嬉しいです!加藤さんはアイドルの姿を見ていなかったら、「アイドルやっています!」と言われても「嘘だ!踊りとか速い動き出来る…?」と感じるくらいゆったり動く人で、実際キレキレで踊ることも出来る人だから、そのギャップが面白くて魅力的です。

◆加藤史帆&森カンナの「夢を叶える秘訣」

― 役者業をはじめとして様々なフィードで活躍されているお2人ですが、これまで壁にぶつかった出来事や悲しみを乗り越えた経験がありましたら教えてください。

加藤:落ち込むと様々なことを考えるのですが、乗り越えた時にこれまで考えていた時間は無駄じゃなかった。成長に繋がっているのかなと思えるんです。だからこそ、苦しんでいるときも全部無駄じゃない、私は絶賛成長中と自分に言い聞かせています。

森:壁にぶつかることが無数にありすぎて…。ですが、全て己の責任だと思います。悔しいことや傷つけられたりすることなど、表に出る仕事をしているとよくありますが、全部自分の責任と腹をくくっています。

― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、森さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。

森:私もまだ夢を追いかけている途中ですが、私の夢を叶える必訣は、何が欲しい、何がやりたいなど明確にすることかなと思います。明確であれば明確であるほど、叶いやすいのではないかと最近感じることが沢山あるので、なるべく漠然な目標ではなく明確な夢を持つといいと思います。

― 加藤さんは、3月のインタビューで「夢を叶える秘訣」について「言葉にすること」と回答されていました。現在「言葉にしたい夢」がありましたら教えてください。

加藤:英語を話せるようになりたいです。大人になり海外旅行が好きになってから1人で行くことができたら楽しいだろうなと感じていたので、最近は英会話教室に行きたいと思っています。

― どんな国に行ってみたいですか?

加藤:ハリー・ポッターが好きなのでイギリスに行ってみたいです。あと、乃木坂46の先輩が海外公演をやられていて、日向坂46には海外育ちや語学が堪能なメンバーも多いので、いつか海外でコンサートをしてみたいです!

― 素敵なお話ありがとうございました!

(modelpress編集部)

◆加藤史帆(かとう・しほ)プロフィール

1998年2月2日生まれ。2016年5月「けやき坂46(ひらがなけやき)」メンバーオーディションに合格してデビュー。けやき坂46「ハッピーオーラ」ではセンターを務めるなど、初期から中心メンバーとして活躍。2019年にはグループ名が「日向坂46」に改名されリスタート。5thシングル「君しか勝たん」でセンターを務め、バラエティ番組でも独特のキャラを発揮して人気上昇中。ファッション誌「CanCam」で専属モデルを務めるほか、ドラマ「これから配信はじめます」(テレビ東京/2024年)出演など、女優としても活躍の幅を広げている。

◆森カンナ(もり・かんな)プロフィール

1988年6月22日生まれ。2007年にモデルとしてデビュー。映画「うた魂♪」(2008年)で女優活動をスタートさせ、「仮面ライダーディケイド」(テレビ朝日/2009年)でヒロインに抜擢。その後も、ドラマ「警視庁失踪人捜査課」(テレビ朝日/2010年)、「東京全力少女」(日本テレビ/2012年)、「ショムニ 2013」(フジテレビ/2013年)、「プロミス・シンデレラ」(TBS/2021年)、「私のシてくれないフェロモン彼氏」(TBS/2022年)、「夫を社会的に抹殺する5つの方法」(テレビ東京/2023年)、「風間公親−教場0−」(フジテレビ/2023年)、「春になったら」(カンテレ・フジテレビ系/2024年)などに出演している。

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