【写真】明日の『虎に翼』場面カット 子どもたちにある提案をする花江(森田望智)
ある日の夜、寅子(伊藤)は梅子の三男・光三郎(本田響矢)と、亡くなった大庭徹男(飯田基祐)の妾・すみれ(武田梨奈)が抱き合っている現場を目撃する。1人でこの事実を抱えきれない寅子は、遺産相続問題の担当弁護士である轟(戸塚純貴)とよね(土居志央梨)に報告する。
後日、大庭家では轟とよねの立ち合いのもと、すみれを交えた家族会議が開かれる。梅子が「何かの間違いよね?」と聞くと、光三郎は真剣な表情で「お母さんはすみれさんを誤解してる」と擁護する。
光三郎がすみれへの好意を認め「僕が彼女を幸せにしたいんだ」と打ち明けると、常(鷲尾真知子)は長男・徹太(見津賢)にすみれを追い出すよう指示。徹太が力ずくですみれを追い出そうとすると、光三郎は体を張ってすみれを守ろうとする。
撤太と光三郎の小競り合いを轟が止めていると、その光景を眺めていた梅子が大声で高笑いをし始める。梅子は涙をこぼしながら笑い続けると一転、真剣な表情で「もうダメ…降参」とポツリ。遺産の相続や大庭家の嫁、そして三兄弟の母としての役割、そのすべてを放棄すると説明し「私はここから出ていきます!」と宣言する。
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