リチャード・リンクレイター監督最新作『ヒットマン』9.13日本公開 グレン・パウエルらのコメント入り予告編解禁

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2024年06月27日 14:10  クランクイン!

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映画『ヒットマン』ポスタービジュアル (C)2023 ALL THE HITS
 リチャード・リンクレイター監督の最新作『HIT MAN(原題)』が、邦題『ヒットマン』として9月13日より全国公開されることが決定。ポスタービジュアルと予告編、メイン写真が解禁された。

【動画】リチャード・リンクレイター監督最新作『ヒットマン』予告編 グレン・パウエル、アドリア・アルホナのコメントも!

 本作は、1990年代に偽の殺し屋として警察のおとり捜査に協力していた人物の実話にインスパイアされた、ちょっぴりセクシーでスリリングなクライム・コメディー。グレン・パウエルがこの実話を知り、『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』でも手を組んだリンクレイター監督に1本の電話をかけたことから企画がスタート。リンクレイターとグレンの共同脚本が始まった。

 ニューオーリンズで2匹の猫と静かに暮らすゲイリー・ジョンソン(パウエル)。彼は大学で心理学と哲学を教える一方で、地元警察に技術スタッフとして協力していた。ある日、おとり捜査で殺し屋役となるはずの警官が職務停止となり、ゲイリーが急遽代わりを務めることに。これをきっかけに、殺しの依頼人を捕まえるためにさまざまな姿や人格に変身する才能を発揮し、有罪判決を勝ち取るための証拠を引き出し、次々と逮捕へ導いていく。

 ところが、支配的な夫との生活に傷つき、追い詰められた女性・マディソン(アドリア・アルホナ)が、夫の殺害を依頼してきたことで、ゲイリーはモラルに反する領域に足を踏み入れてしまう。逮捕するはずの相手に対し、「この金で家を出て新しい人生を手に入れろ」と見逃してしまうのだった。そして2人の関係は、リスクの連鎖を引き起こしていく…。

 これまでコメディー、恋愛、青春などさまざまなジャンルの作品を撮り続けてきたリンクレイターの集大成ともいうべき本作は、2023年ヴェネツィア国際映画祭でのプレミア上映をはじめ、サンダンス映画祭、トロント国際映画祭など数々の映画祭で上映。米大手口コミサイトの「Rotten Tomatoes」でも、批評家スコアが98%(5月28日時点)と好評を博した。

 普段は冴えない大学教授でありながら、おとり捜査で「依頼人」たちを次々と逮捕へ導いていくゲイリー役に、『トップガン マーヴェリック』のハングマン役で脚光を浴び、J・J・エイブラムス、エドガー・ライトらヒットメーカーたちからオファーが殺到しているグレン・パウエル。

 ヒロインには、『モービウス』で人気急上昇中の次世代ミューズであり、プライベートではジェイソン・モモアとの交際が報じられて話題を呼んだアドリア・アルホナ。夫の殺害を依頼するも、ゲイリー扮する偽の殺し屋ロンに惹かれて恋に落ちる女性マディソンを演じる。

 今回解禁されたポスターは、パウエル演じるゲイリーと、彼が扮するさまざまな殺し屋が勢ぞろいした中に、ヒロインのマディソンが興味深げな表情で並んでいるコミカルなビジュアル。メイン写真は、“ヒットマン”風に銃を構えたゲイリーの後ろにマディソンがピッタリと寄り添ったクールなカットだ。

 また、予告編では、偽の殺し屋であるゲイリー・ジョンソンが日々さまざまなタイプの殺し屋に扮して依頼人を騙し、逮捕へとつなげるおとり捜査をする様子が描かれる。ゲイリーの仕事ぶりは優秀だった、彼女に会うまでは…。セクシーな殺し屋・ロンに扮していた際に、夫殺しを依頼してきたゴージャスな依頼主・マディソン。この出会いがゲイリーの運命を狂わせる。

 たちまちゲイリーはマディソンと恋に落ち、彼女を見逃してしまう。ところが、ある日マディソンの夫が何者かに殺害され、ゲイリーはマディソンと会っている時のロンと素の自分とのギャップに追い詰められいく。果たして彼が選ぶ本当の生きるべき姿とは?

 映画『ヒットマン』は、9月13日より全国公開。
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