ガスリーがアルピーヌF1と複数年契約を締結、2025年以降も残留へ「プロジェクトを信頼していて、どこにも行くつもりはない」

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2024年06月27日 17:30  AUTOSPORT web

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2024年F1第10戦スペインGP ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
 6月27日(木)、BWTアルピーヌF1チームはピエール・ガスリーとの契約を延長したことを発表した。

 現在28歳のガスリーは、2017年にトロロッソ(現在のRB)からF1にデビューし、2019年にレッドブルへの昇格を経て再びトロロッソに戻り、チーム名がアルファタウリに変わった2020年にイタリアGPでキャリア初優勝を飾った。

 その後2023年にアルピーヌへ移籍し、僚友エステバン・オコンとタッグを組みチームはオールフランス体制に。アルピーヌでの1年目よりオランダGPで表彰台を獲得する速さを見せているが、今シーズンはマシンパフォーマンスの低さに悩まされている。それでも第8戦モナコGPから第10戦スペインGPまで3戦連続入賞を果たした。

 アルピーヌはすでに今年限りでオコンがチームを離れることを発表しており、ガスリーに関しては契約を延長するのではないかと見られていた。その予想通り2025年以降もアルピーヌに留まることが決まったガスリーは、次のようにコメントした。

「僕はこの素晴らしいチームをとても居心地がいいと感じている。F1プロジェクトとアルピーヌ・カーズのビジョン両方の本当の一員であることを楽しんでいる。正式にここに来て18カ月以上経ったが、チームとともに長期的なプロジェクトを築くことは常に計画されていたことだ」

「これまでのところ、トラック上では困難なシーズンだが、僕はプロジェクトを信頼しておりどこにも行くつもりはない。これまでの変化、ハードワーク、そしてチームの方向性に満足している。このチームの人材とリソースには多くの可能性がある。将来何が起こるか楽しみにしている。僕たちのパフォーマンスを改善するために、今は毎日取り組んでいるあらゆることに集中している」

 なおオコンの後任については、リザーブドライバーのジャック・ドゥーハンをはじめ複数のドライバーが候補に挙げられているが、今のところアルピーヌからの発表はなく空席のままとなっている。

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