キンプリ永瀬廉&出口夏希、試行錯誤で辿り着いた“大正解”シーン 印象深い撮影エピソードも【『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』インタビュー前編】

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2024年06月27日 18:04  モデルプレス

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モデルプレスのインタビューに応じた永瀬廉、出口夏希(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/06/27】Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』(6月27日Netflixにて世界独占)で主演を務めるKing & Princeの永瀬廉と、ヒロインを演じる出口夏希にモデルプレスがインタビュー。前編では、お互いの印象の変化や、こだわったシーンなどを聞いた。

【写真】出口夏希、美ウエストちら見せショット

◆永瀬廉主演Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』

森田碧によるベストセラー小説「余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話」(ポプラ社刊)を映像化。小説投稿サイトに投稿されていた本作が編集者の目に留まり“タイトルで筋がほぼわかってしまうにもかかわらず、号泣する”と書籍化され、「よめぼく」としてSNSを中心に口コミに火が付き、シリーズ累計50万部を突破。突然余命を宣告され、色々なことを諦めながら淡々と日々を過ごす中で、運命の恋に出会うことで再び人生に希望を見出していく主人公・早坂秋人を永瀬、ヒロイン・桜井春奈を出口が演じる。

◆永瀬廉&出口夏希、互いに印象変化

― お2人は今作が初共演ということですが、お互いの第一印象を教えてください。

永瀬:静かな子。

出口:あまり喋らないんだなって思いました。

― 印象に変化はありましたか?

永瀬:全然静かではなかったですね(笑)。現場が明るくなる。でぐ(出口)の言動にスタッフさんが笑うこともあって、良い意味で印象と違いました。

出口:画面越しで見る永瀬さんは明るくておちゃらけた感じのイメージがあったんですけど、最初にお会いした時は喋らない人なんだなって。でも全然そんなことなくて(笑)、そのおかげで楽しく撮影できたなって思っています。

― 永瀬さんは出口さんを“でぐ”と呼んでいるんですね。

永瀬:僕の雑誌の連載を担当している人が、元々でぐが専属している雑誌を担当していた人で、「でぐと映画やるんでしょ!」って。“でぐ”って良いなと思って、僕も呼ぶようになりました。

出口:最初に呼ばれた時は、まだ親しくなくて…(笑)。

― 序盤から“でぐ”呼び?

永瀬:そうですね。呼び名ってある程度距離を詰めてからだと思うんですけど、絶妙なラインのところからでぐ呼びでした(笑)。

出口:本当に絶妙でした。私はなんて呼んで良いかわからなくて、ずっと“秋人くん”って役名で呼んでいました。“廉くん”ってキャラでもない気がするし、“永瀬さん”でもないしな…って思って、最終的には“永瀬廉”って呼んでました(笑)。

― フルネームは珍しいですね。

出口:あと、三浦綾香役の横田真悠さんと一緒に “おじさん”って呼んでいました!茶化して言っているわけではなくて、おじさん呼びに慣れちゃって(笑)。

永瀬:だから最近、ちょっと老けてきた(笑)。

◆永瀬廉、出口夏希の切り替えの早さに驚き

― 呼び名で距離を縮めたということですが、印象に残っている撮影中のエピソードはありますか?

永瀬:でぐが車椅子で移動するシーンで、カットがかかった瞬間に車椅子を降りて、景色とかを見に行っていたんです。切り替えの速さに驚きましたね。

出口:車椅子に乗った瞬間と降りた瞬間で人が違いましたね(笑)。

永瀬:役に入る時も早いけど、出るのも早い!

― 切り替えがしっかりしているんですね。出口さんはいかがですか?

出口:文化祭のシーンは印象深いです。地元の高校生に生徒役をやっていただいたんですけど、「お芝居したことあるの!?」っていうくらい、皆さん上手でした。ウエディングドレスを着たゾンビを演じた方が特にすごくて。しっかり映っているので、皆さんにぜひ観ていただきたいです!

永瀬:「ウォーキング・デッド」にいてもおかしくないぐらいだったよね。すごく上手だった!

出口:度胸がある方たちでした。

◆出会いのシーンは試行錯誤

― 特にこだわったシーンや、思い入れのあるシーンはありますか?

永瀬:春奈との出会いのシーンです。秋人の第一印象っていうのが大事だなと思って挑んだのと、そこがクランクインだったので、より思い入れがあります。

出口:私も出会いのシーンです。今でも春奈の第一印象はあれで良かったのかなって思うくらい苦戦したシーンなんですけど、監督と何回も話し合って少しずつ変えていきました。

永瀬:お互い探り探りやっていた部分ではあったので、逆にその雰囲気も物語の上で活きていたとは思います。完成した映像を観て、導入のシーンとしては大正解だったなって思いました。

出口:嬉しいです!

― 改めて、本作の見どころを教えてください。

永瀬:自分たちが今、普通にご飯を食べて、普通に人と会って、普通に仕事をしているのが特別だなと改めて感じさせてもらえるような作品です。ピュアで真っ白な心の持ち主の2人だから、お互いのことだけを考えて、お互いのために時間を使う。2人のひたむきな部分は、年齢問わず、国問わず、心が動かされると思います。

★後編では、人生が変化した出会いや、夢を叶える秘訣などについて語ってもらっている。(modelpress編集部)

◆永瀬廉(ながせ・れん)プロフィール

1999年1月23日生まれ。東京都出身。O型。2018年5月23日にKing & Prince のメンバーとしてCDデビュー。近年の主な出演作はドラマ「新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜」(日本テレビ/2022)、「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS/2023)、「ラストマン−全盲の捜査官−」(TBS/2023)、「厨房のありす」(日本テレビ/2024年)、「東京タワー」(テレビ朝日/2024)、映画「法廷遊戯」(2023)など。

◆出口夏希(でぐち・なつき)プロフィール

2001年10月4日生まれ。雑誌「Seventeen」のミスセブンティーン2018に選ばれ、2022年8月まで専属モデルとして活躍。2022年10月からは雑誌「non-no」専属モデルに。2019年放送のフジテレビ・第30回ヤングシナリオ大賞「ココア」ではドラマ初出演にして初主演を務めた。近年の主な出演作はドラマ「舞妓さんちのまかないさん」(Netflix /2023)、「アオハライド Season2」(WOWOW/2024)、「君が心をくれたから」(フジテレビ/2024)、「ブルーモーメント」(フジテレビ/2024)など。

◆ストーリー

美術の才能に溢れ、二科展の入選を目指していた早坂秋人(永瀬廉)は、心臓に腫瘍がみつかり余命一年を宣告される。感情を押し殺しながら、毎日を淡々とやり過ごしていたある日、病院の屋上で絵を描く桜井春奈(出口夏希)と出会う。自分が描いた美しい絵を、「天国。もうすぐ私が行くところ」とつぶやき、初対面の人間に「あと半年の命」とさらりと言う春奈に、秋人は次第に心惹かれていく。春奈には自分の病を隠し続け、大切な人のために必死になることで、秋人の残された無機質な時間に彩りが生まれていく。

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