テレ東社長「警察密着24時」BPO審理入りに「誠意をもって答えていきたい」

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2024年06月27日 18:10  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

テレビ東京

テレビ東京石川一郎社長が27日、都内の同局で定例会見を行った。


昨年3月28日に放送した「激録・警察密着24時!!」に不適切な内容があった問題で、放送倫理・番組向上機構(BPO)放送人権委員会が審理に入ったことを受け、あらためて「ヒアリング等に誠意をもって答えていきたい」と受け止めを述べた。


人気アニメ「鬼滅の刃」の商品に関する不正競争防止法違反事件を取り上げた際、実際は3人が不起訴になっていたことには言及せず、「4人が逮捕された」と放送した。また、「逆ギレ」や「今度は泣き落とし」といった刺激的なナレーションや、「“ニセ鬼滅”組織を一網打尽」といったテロップなどの「行きすぎた演出」を多用していたことを報告し、すでに謝罪している。


石川社長は「放送後、おわびの放送をし、ホームページに謝罪を載せ、前回の記者会見でご説明させていただいたが、BPOの方で審理入りということになりました。我々としては今までできることをやって来ましたけれども、これからBPOのいろんなヒアリングは予定されると思いますので、誠意をもって答えてまいりたい」。


また、番組制作にかかわるすべての社員を対象に全体研修を2回行ったことも明かした。「人権、犯罪報道のあり方を含めて研修している」とした。

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