ラウール、パリのモデル事務所所属を報告　Snow Man活動は継続「アイドルで面白い形を」

Snow Manのラウール（21）が27日、自身のインスタグラムアカウントでインスタライブ配信を行い、パリのモデル事務所「BANANAS MODELS」に所属したことを報告した。

この日が21歳の誕生日のラウールは冒頭、ケーキの話題を切り出すと「パリに不二家ないんですよ〜」などと、現在ファッションウィークのパリに約1カ月滞在中であることを報告。「話さなきゃいけないことがある」と切り出すと「ちょっと特殊なパターンというか、今は、STARTO ENTERTAINMENTのアイドルとして活動していて、パリのモデル事務所とも契約しているんですけど、その経緯というか、話しておこうと思って」と明かした。

きっかけは「さかのぼること3年、2年半ぐらい前に、会社の人と仕事の話をしてて、何が目標だろうという雑談で、モデルの仕事が楽しくて、プロフェッショナルでいられるような感覚があって、『パリコレに出たいです』と言った」と回想。国内のショー出演をへて「いろんなブランドに『オーディション受けられませんか』と聞いてたんだけど、それは難しい、と。『パリコレのキャスティングというのは現地パリのモデル事務所に入ってないと難しい』って（言われて）、なるほど、みたいな。それが去年の6月ぐらい」と説明した。

アイドルとパリの活動を悩む中、「（事務所関係者が）『その挑戦をその理由であきらめるのはもったいない。やっちゃいなよ〜』と背中を押してくれた。（パリの）モデル事務所入ろう、ってなったんですよ」と話した。

ただ「そこから大変で…」と告白。当初は今年1月のファッションウィーク出演を目指したが、「面接をどうやって受けたらいいんだろう」と苦労が始まり、選考落ちが続いたことも告白。「日本で活動していた時は自信を持ってできていたから、厳しさを知る、というか、俺通らないんだ？」と自信を失いかけたことも語った。

1月のファッションウィークを現地で鑑賞したところ、人との出会いなどもあり、3月ごろから週に1回はリモートで本格的に面接を受けられるようになったという。「20〜30社とか、数えてないんだけど、メール送ったのもいれたら。途中まで、ことごとく落ちまくって『もう無理だ』ってなってたんだけど、今の入ったモデル事務所が『OK』って、そこだけ通って」と説明。今月のファッションウイークに向け、新人は6月3日からキャスティングが始まると言われ「行かないわけにはいかない」とパリに向かったという。

ラウールは「本当に事務所に入るのが難しかった。金髪だったり、いろんな準備が整ってなかったというのもあるかもしれないですけど」と回想。一方で、アイドルを辞めるのでは、という声については「辞めるの？　みたいの見ちゃったんですけど、辞めないです」と断言。「アイドルの中で面白い形を探れないかな、みたいな感じでトライしてきた道。こっちを辞めちゃったら元も子もない。アイドルの一環という感じ」と強調した。

今後はイタリア・ミラノのショー出演にも意欲を示し「国によって事務所が分かれているので、挑戦していきたい、という気持ちはあって。でもそこはあくまで窓口で、そこの人になった、という感じはない」と語った。

ラウールは身長190センチの長身を生かし、国内外のファッションイベントにモデルとしても出演。22年6月には、都内から配信されたパリ・コレクションの「YOHJI YAMAMOTO POUR HOMME 2023 Spring Summer」のランウエーに登場し、パリコレデビューした。翌23年12月には本場パリで初のランウェーとなる、同ブランド23−24年秋冬コレクションのショーに出演した。

「BANANAS MODELS」は、公式サイトによると、1986年に立ち上げられた男性モデル専門事務所で、有名ファッションブランドのモデルが多数所属している。