70歳で免許返納したMr.マリック、孫の「じいじ、真っすぐ走ってない」が脳裏に

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2024年06月27日 20:40  クランクイン!

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26日放送の『ABEMA Prime』より (C)AbemaTV
 お笑いコンビ・ぺこぱがMCを務める『ABEMA Prime』が26日に放送。この日の放送では、70歳で運転免許証を返した超魔術師のMr.マリックをゲストに、高齢者の免許返納について考えた。

【動画】Mr.マリック、免許証が1万円に変わる超魔術!

 運転を止めた理由について、Mr.マリックは「孫を後部座席に乗せていた時に、『じいじ、真っすぐ走ってない』とボソッと言われ、妻からも『危ない』と言われた。その言葉が頭に残っていた」と切り出し、「その時すぐは返納を考えていなくて、免許更新の順番待ちをしていたら、返納を呼びかけるポスターが目に留まった。その時に孫の『じいじ、危ないよ』が頭をよぎり、返納の窓口に足が向かった。そこで話を聞き、『やっぱり怖い』と感じて、決めた」と明かした。

 また、自身の運転については、「自分では真っすぐ走っているつもりだった。孫や妻から言われて、初めてそうじゃないことに気づいた」とした上で、「運転中にヒヤッとしたり、他人から『危ない』と言われたりしたら、一度よく考えてもらいたい。何かが起きてからでは遅いから」と呼びかけた。また、Mr.マリックは「返納して良かったと思っている。東京は駐車場代も高いし、運転するだけでもストレスがかかるので、気持ちが楽になった」とした一方で、「この話を地元・岐阜のきょうだいにすると、『ここでは無理』と言う。買い物に行くにしても距離があり、車は生活の足になっているから、これだけは私もなんとも言い返せない」と話した。

 番組MCを務めるお笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇も「僕の地元もすごく田舎で、親父からも『交通手段がなくなるから、免許返納したら生きていけない』と言われた。地元のタクシー乗り場を見ると、親父より年上に見える運転手さんもいる。地方の交通手段や高齢化の問題も考えてたい」とコメント。続けて、「年齢だけで返納の判断をしてしまうのではなく、人によって運転技術は異なるので、これの衰えが見えた時に考えてもいいのでは? と思った」と持論を展開した。

 さらに、Mr.マリックは「免許は返納しても、ハンドパワーは健在」ということで、超魔術を2つ披露。免許証が1万円札に変化する超魔術では、出演者たちからは「なんだ今の!? すごい」「目の前で見られた!」と声が上がっていた。

 『ABEMA Prime』はABEMAにて毎週月曜から金曜21時放送。

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  • お金持ちはどんどん返納してください。田舎町では乗りたくもないお年寄りがいっぱい運転しなきゃならんのだから。でもタクシーの運転手さんは定年後の人だったりする矛盾。
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