ショウエイヘルメット、アレックス＆マルク・マルケスと2026年まで2年間の契約更新／MotoGP

　株式会社SHOEI（ショウエイ）は6月25日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているマルク・マルケスとアレックス・マルケスのふたりと2026年まで2年間の契約を更新したことを発表した。

　1959年に設立された日本のヘルメットメーカーであるショウエイは、世界選手権を含む二輪レースに参戦するライダーから一般のユーザーが公道で使用することができるヘルメットを製造している。

　現在、最高峰の二輪レースであるMotoGPではマルク・マルケスとアレックス・マルケス（グレシーニ・レーシングMotoGP）、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ（プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPチーム）の3名が、レーシングフルフェイス、X-シリーズの最上位モデルとなるX-Fifteenを使用してレースを戦っていることで知られている。

　そんななか2010年からともにレースを戦うショウエイとマルケス兄弟は、2020年にかわした4年契約に続き、2年間の契約を更新。アレックスとマルクのふたりは少なくとも2026年までショウエイのヘルメットを使用してレースを戦うことが決まった。

　また、前回の契約後にはX-FourteenからX-Fifteenとバージョンアップされたヘルメットも登場しているが、ショウエイは「今後も世界最速の兄弟と情熱を分かち合い、共に新たなゴールを目指し、素晴らしい商品を生み出して参ります」としている。

■マルク・マルケス
「SHOEIとの2年の契約更新を発表できることを、非常に誇りに思うよ。僕たちは2010年から共に歩み、多くの素晴らしい成果を挙げてきた。最高のヘルメットがあることは僕にとって非常に重要であり、それにより限界を攻めることが出来る。困難な状況にあっても僕を信頼してくれるSHOEIに感謝している。今ここから、僕とSHOEI双方にとって新たなるエキサイティングな章が始まる」

■アレックス・マルケス
「SHOEIと更なる2年の契約更新を発表することができ、大変嬉しく思うよ。SHOEIと共に歩み続けられることは素晴らしいニュースであり、僕に信頼を寄せ続けてくれることに非常に感謝している。バイクに乗っているとき、SHOEIは僕に最高の安全性を提供してくれる。何年にもわたり、僕たちは成功に満ちた素晴らしい関係を築いてきた。この先もこの関係が続けられることを確信している」

■株式会社SHOEI 代表取締役社長の石田健一郎氏
「お蔭さまでマルケス兄弟といえばSHOEI、SHOEIといえばマルケス兄弟と言われるようになって久しいですが、本日彼らと新たに2年間の契約に至ったことをご報告できることとなりました。弊社はMarc、AlexというMotoGPにおける両看板選手に対し世界最高のプレミアムヘルメットを供給して参ります。彼らがSHOEIヘルメットと共に疾走する姿をどうぞご期待下さい！応援宜しくお願いします！」