能登半島地震の復旧・復興支援として、政府はおよそ1396億円を追加で拠出する方針で、きょうにも閣議決定する見通しであることがわかりました。
政府関係者によりますと、追加分のおよそ1396億円は2024年度予算の予備費から拠出することをきょうにも閣議決定する見通しで、道路や仮設住宅の建設などをさらに後押ししたい考えです。
復興支援の財源として予備費の使用は今回が5回目で、これまでの総額はおよそ5500億円となります。
岸田総理は「省庁横断的な国の支援拠点を開設する」と明らかにしていて、来月1日に「能登創造的復興タスクフォース」を新たに発足させ、あわせて石川県の能登地方を訪問する予定です。