奈良県立医科大学 “人工血液”を開発

2

2024年07月02日 04:26  TBS NEWS DIG

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

TBS NEWS DIG

TBS NEWS DIG

奈良県立医科大学は、輸血用の血液を人工的に作ることに成功したと発表しました。

【写真を見る】奈良県立医科大学 “人工血液”を開発

奈良県立医科大学 酒井宏水 教授
「海外を見渡しても、現在使えるものはまずない。人類の健康福祉に貢献できるのではないかと」

奈良県立医科大学が開発したのは、血液の中でも酸素の運搬をつかさどる「赤血球」の開発です。

製造工程はこうです。保存期限が切れて廃棄せざるをえない「献血」(赤血球製剤)から、ヘモグロビンだけを抽出。それを脂質の膜で包み、カプセル状にすることで、人の血管に流すことができるといいます。

人工赤血球は血液型を問わずに誰にでも投与でき、通常の赤血球の保管期限が4週間であるのに比べて、人工赤血球は常温で2年間保管することができます。

奈良県立医科大学は今後、臨床試験を行い、2030年の承認・申請を目指すということです。

このニュースに関するつぶやき

  • その中にも新型コロナワクチンの成分が含まれていたら洒落にならない。
    • イイネ!2
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ニュース設定