文楽が今秋ニューヨーク、ロサンゼルスなど米国5都市で公演へ 舞台背景にアニメーション映像

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2024年07月02日 18:19  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

「BUNRAKU 1st SESSION」(国立劇場提供、小川知子撮影)

国立劇場は2日、「人形浄瑠璃 文楽」の米国公演開催を発表した。9月から10月にかけて、ニューヨーク、ロサンゼルスなど5都市で開催される。国立劇場制作の文楽の米国公演は初めて。


文楽は、太夫の語りと三味線による義太夫節、人形遣いによる人形の演技が織りなす芸能。


舞台背景には「となりのトトロ」「もののけ姫」などのジブリ作品や、「この世界の片隅に」などの背景を手がけた、アニメーション美術監督男鹿和雄さんの原画によるアニメーション映像を用いるという。


日程は、9月28日ロサンゼルス、10月1日コネティカット州フェアフィールド、同3〜5日ニューヨーク、同8日ワシントンD.C.、同12日ヒューストン。演目は「曾根崎心中」から「天神森の段」、「伊達娘恋緋鹿子」から「火の見櫓の段」。


今年3月に都内で開催された「BUNRAKU 1st SESSION」には訪日外国人も多数訪れ、同イベントでも舞台背景にアニメーション映像が使われた。

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