宮田莉朋の代役が決定。WECでアルピーヌをドライブするシャタンがELMSイモラ参戦へ

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2024年07月02日 19:50  AUTOSPORT web

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ル・マン24時間の予選では、アルピーヌA424をハイパーポールへと進出させたポール・ループ・シャタン
 クール・レーシングは、7月7日にイタリアのイモラで開催されるヨーロピアン・ル・マン・シリーズ第3戦に向けてドライバーラインアップを調整、FIA F2シルバーストン戦への参戦を優先する宮田莉朋に代わって、ポール・ループ・シャタンを起用することが明らかとなった。

 このイベントのために発表された43台のエントリーリストに含まれていたことが確認されたシャタンは、イモラ4時間レースでロレンツォ・フルクサ、マルテ・ヤコブセンとともに37号車オレカ07・ギブソンをドライブする。

 宮田は今季のELMSの6戦のうち、この第3戦のみがFIA F2と日程が重複しているため、もともと欠場する予定となっていた。

 WEC世界耐久選手権ではハイパーカークラスでアルピーヌA424のドライバーを務めるシャタンは、負傷したフェルディナンド・ハプスブルクの代役として、ELMSの開幕2レースでクール・レーシングの47号車をドライブしており、実質的にチーム内でマシンを乗り換える形となる。

 シャタンはまた、先月のル・マン24時間で35号車アルピーヌA424をハイパーポールに進出させたことで、脚光を浴びた。

 その47号車ではハプスブルクが復帰するが、ラインアップがさらに調整され、アレックス・ガルシアに代わり、WECでイソッタ・フラスキーニ・ハイパーカーのドライバーを務めるカール・ワッタナ・ベネットが、ハプスブルクとフレデリック・ベスティとシートをシェアすることとなった。

 また、エントリーリストには記載されていないが、IDECスポールは、ポール・ラファルグが個人的な理由でイモラを欠席し、代わりにマルコス・シーバートが出場すると発表した。

 ELMS・LMP3チャンピオンのシーバートは、レシャド・デ・ジェルスとジョブ・ファン・ウイテルトと組み、28号車オレカ07をドライブする。

 一方、LMP3では、アレクサンドル・イボンがアルティメットの35号車リジェ JS P320・ニッサンに戻り、ジャン・バティスト、マチュー・ラハイエと組んで出場する。
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