山岳医演じる杉野遥亮「5時間くらいかけて山を登った」過酷ロケ回顧「マウンテンドクター」会見

0

2024年07月03日 12:19  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

ドラマ「マウンテンドクター」制作発表で記念撮影する、前列左から向井康二、岡崎紗絵、杉野遥亮、大森南朋、宮沢エマ、檀れい、後列ッ左から近藤公園、八嶋智大、トラウデン直美(撮影・浅見桂子)

カンテレ制作のフジ系ドラマ「マウンテンドクター」(8日スタート、毎週月曜午後10時)制作発表が3日、都内で行われ、主演の杉野遥亮(28)、大森南朋(52)らが登壇した。


同作は、日本ではまだあまり知られていない山岳医を題材とした物語。杉野演じる山岳医療の現場に入った青年医師が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い成長していく様子を描く。


杉野は「山岳医って想像がつかなかったんですけど、今まで描かれていなかったものを、テレビを通して伝えていく。協力して物を作る醍醐味(だいごみ)を改めて感じたいなと思ったので今回ご一緒させてもらいました」と出演を決めた理由を明かした。


作品は長野県松本市が舞台。ロケも実際の山岳地帯で敢行し、救助シーンの緊迫感やスリル、救命現場をリアルに再現する。杉野を始め、撮影クルーも実際に険しい山を登って撮影した。


杉野は「山頂にアタックしたんですけど、そのシーンはぜひ楽しみにして欲しい」と山のリアルな姿が収められた映像に自信を持つ。「本当に山荘に泊まって5時間くらいかけて山を登った。山頂は天候が変わりやすくて、一瞬だけ10分くらい晴れてその瞬間に撮って、また5時間くらいかけて降りて」と撮影を回顧。過酷な撮影シーンが続くが、今では長野の雄大な自然が気に入り「最初は東京に早く帰りたいだったが、逆になっていました」と明かした。


大森は国際山岳医としての資格を取得し、海外での活動経験もある山岳医を演じる。撮影にあたり「筋トレしたり膝のケアとかしたりしてます。歳も歳なので…」と苦笑しながら話した。


杉野とはNHK大河ドラマ「どうする家康」で共演歴がある。座長となる杉野について「本番になった瞬間の集中力の高め方は全然違う。関心してますし勉強になります」と評した。


お褒めの言葉に杉野は「ありがとうございます。ご飯行きましょう」と照れつつお誘い。大森は「あの1年半はなんだったんだ?」としつつ「後半の撮影に向けて話したいこともあると思うので、ぜひ」と快諾していた。


岡崎紗絵(28)宮澤エマ(35)Snow Man向井康二(30)近藤公園(45)檀れい(52)トラウデン直美(25)も登壇。八嶋智人(53)は広島での別仕事があり欠席し、等身大パネルが飾られた。

    ニュース設定