フォルクスワーゲン、5つの新型車を同時発表『Tクロス』『ティグアン』『パサート』『ゴルフ/同ヴァリアント』が順次発売

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2024年07月03日 18:30  AUTOSPORT web

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2024年7月6日より注文受付が開始されるフォルクスワーゲンTクロス
 フォルクスワーゲン・ジャパンは7月3日、『T-Cross(Tクロス)』『Tiguan(ティグアン)』『Passat(パサート)』『Golf(ゴルフ)』『Golf Variant(ゴルフ ヴァリアント)』各車種の新型モデルを発表。これらのニューモデルを2024年7月以降、日本市場で順次発売すると発表した。

「“ピープルズカー”ブランドの使命である、先進技術や高い品質を幅広いモデルに展開し、多様なパワートレインの選択肢をご用意することで、より多くのお客様のパートナーとなるクルマを提供」していくとするドイツのブランドは、7月6日(土)から予約受注を開始するクロスオーバーSUVのTクロスをはじめ、近年のフォルクスワーゲン・グループ最量販モデルであるティグアン、50年の以上の歴史を持つロングセラーモデルのパサート、同じく半世紀前から進化を続けるゴルフと同ヴァリアントの5車種を同時に発表した。

■新型Tクロス

 日本の道路環境でも扱いやすいボディサイズと実用性の高さなどが評価され、2020年から3年連続で輸入SUV登録台数1位となっているTクロス。今回のマイナーチェンジでは先進運転支援システムが強化されたほか、ボディサイズを維持しつつエクステリアがブラッシュアップされ、同時に内装の質感も大幅に向上した。

 ボディカラーは、グレープイエロー、クリアブルーメタリック、キングズレッドメタリックという3つの新色が加わり全8色展開となっている。

■新型ティグアン

 2007年の登場以来、全世界で760万台以上が販売されている人気SUVのティグアンは、7年ぶりのフルモデルチェンジを経て上陸する。この第3世代は従来のMQBアーキテクチャーの進化版であるMQB evoを採用し、上級セグメントの先端技術が惜しみなく投入された。

 パワートレインは、ティグアンでは初採用となる1.5リットル eTSIマイルドハイブリッドシステム(FWD)を搭載。また、日本でも人気の高い2.0TDIクリーンディーゼルエンジンにフルタイム4WDシステム“4MOTION”を組み合わせたモデルも用意されている。

■新型パサート

 半世紀の歴史の中で『ビートル』超えの3400万台が販売されてきたパサートは、9年ぶりのフルモデルチェンジで9代目に進化。こちらもMQB evoアーキテクチャーを採用しボディを拡張するとともに後席の居住性が高められた。

 ステーションワゴンで重要視される積載能力については、最大1920リットルの積載容量を誇る。これは国内で販売されるステーションワゴンで最大級となっている。

 パワートレインはガソリンエンジン+48Vマイルドハイブリッド、クリーンディーゼル+4WDに加え、EVモードで120km以上の走行が可能なプラグインハイブリッド(PHEV)から選択可能だ。

■新型ゴルフ/新型ゴルフ ヴァリアント

 実用ハッチバックの“ベンチマーク”でありつづけるゴルフは、2021年に登場した8代目がマイナーチェンジを受けて新登場。ゴルフとステーションワゴンタイプのゴルフ ヴァリアント、いずれも内外装がブラッシュアップされ、なかでも日本初採用となるイルミネーション付き「VW」エンブレムは精悍なフロントデザインをよりいっそう際立たせる。また、最新世代のインフォテイメントシステム“MIB4”を搭載し、より直感的な操作性を実現している。

 パワートレインは従来の1.0リットルeTSI直列3気筒と1.5リットルeTSI直列4気筒が廃止され、ガソリン車は最新の“EA211 evo2”1.5L eTSIエンジン+48Vマイルドハイブリッドに統一された。ディーゼルモデルは引き続き2.0TDIエンジンを採用する。そして伝統のスポーツグレード“GTI”については、最高出力265PSを発揮する2.0TSIガソリンエンジンがラインアップされている。

 フォルクスワーゲンが発表した新型モデル5車種の発売時期、および出荷開始予定時期は以下のとおりだ。モデル受注開始デリバリー開始Tクロス7月6日(土)9月下旬ティグアン2024年9月11月以降パサート2024年9月11月以降ゴルフ2024年9月2025年1月以降ゴルフ ヴァリアント2024年9月2025年1月以降

フォルクスワーゲン公式サイト:https://www.volkswagen.co.jp/ja.html
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