最大シェア持つリジェが新型LMP3マシン『JS P325』を発表。2025年の新規定に対応

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2024年07月04日 02:40  AUTOSPORT web

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2024年6月8日にル・マンでお披露目されたリジェJS P325
 リジェ・オートモーティブは6月8日、来季2025年のコンペティションデビューを目指す新型LMP3カー『リジェJS P325』を発表した。

 伝統の“JS”にLMP3規定車であることを示す“P3”、そして導入年度の西暦下二桁“25”を加え『JS P325』と名付けられたこのニューマシンについてフランスのコンストラクターは、2020年にデビューした現行のJS P320プラットフォームを「改良」したものだと説明している。

 昨年明らかになったように、2025年から2029年までのホモロゲーションが設定される次世代LMP3マシンには、ニッサンVK56に代わる共通エンジンとしてオレカが開発した3.5リットル・ツインターボV6エンジンが搭載される。

 現在もELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズをはじめ、ミシュラン・ル・マン・カップ、AsLMSアジアン・ル・マン・シリーズ、IMSA VPレーシング・スポーツカー・チャレンジなど活躍しているJS P320は、2020年に導入された同世代のLMP3カーの中でもっとも成功したクルマだ。

 欧州選手権のELMSでは、クール・レーシングとマクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンが共同オーナーとなっているユナイテッド・オートスポーツが計3つのチームタイトルを獲得。また、IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップでは、ライリー・モータースポーツとコア・オートスポーツがこのクルマを使用し、2021年から2023年までの3シーズンすべてでLMP3クラスのタイトルを獲得した。

 ル・マンのサルト・サーキットでJS P325を発表したリジェは、この新型車が来シーズンのELMSとミシュラン・ル・マン・カップにデビューする予定だと明言している。

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